日本郵船、自律運航の実船実験=システムで衝突回避

 日本郵船は30日、商用運航の自動車専用船を使い、システムが衝突回避行動をとる自律運航の実船実験を行ったと発表した。商用運航の外航船でこうした実験を行うのは初という。人為的ミスによる衝突事故の削減や船員の負担軽減につなげる。 

 レーダーで周辺を監視し、衝突リスクがある場合はプログラムが最適な進路と速力を算出し、回避行動をとる。熟練操船者のノウハウを組み込み、減速を抑えた最短ルートとなるようにするなど、経済性にも配慮した。

 実験は中国から日本に向かう船舶で9月に実施。日本近海で計17回、システムによる回避を行った。今回の実験で確認された課題などを検証し、2020年も実験を続ける方針。

【了】

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