商船三井、風力推進のばら積み船建造へ=22年就航

 商船三井は3日、風力を補助動力として船を推進する硬翼帆式風力推進装置の設計について、日本海事協会から基本承認を取得した。風力を利用することで、エンジンのみで推進する場合に比べ燃費を改善する。今後、マスト1本を備えたばら積み船を建造し、2022年の就航を目指す。

 帆は風の強さに応じて伸ばしたり畳んだりできる。マスト1本につき燃費は5~8%向上する。設置コストは10年以内に回収できる見込みだ。船の航行速度を落とすなどし、風力に頼る割合を高めれば一段の燃費改善も見込めるという。

 まずは艦橋からの視界を妨げにくく、船の構造を大きく変えずに設置できるマスト1本の船を建造する。早ければ年内に大島造船所(長崎県西海市)と造船契約を結ぶ方針だ。

【了】

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