「ワーケーション」推進本格化=自治体連合が発足―65団体

 都会で働く人たちが、リゾート地などでその土地ならではの活動を楽しみつつ、テレワークで仕事も行う「ワーケーション」の受け入れを推進する自治体連合が18日、発足する。都市部から地方へ人の流れをつくり、地域活性化や企業の働き方改革につなげるのが狙いで、全国から65自治体が参加。今後、ワーケーションの知名度向上や地域の魅力発信などの活動を本格化させる。

 同日、東京都内で設立総会が開かれ、和歌山県の仁坂吉伸知事が会長に就任する予定。

 同県では、県内地域と継続的に関わる人を都市部から呼び込む「関係人口」の拡大を目指し、2017年度に全国で初めてワーケーション事業を導入。20年東京五輪・パラリンピックに向け、職場以外の場所で仕事をするテレワークに取り組む企業の増加も見込まれることから、長野県とともに自治体連合を呼び掛けた。

 関係人口をめぐっては、政府が東京一極集中是正策の新たな柱に位置付けており、地域の課題解決や将来的な移住につながると期待される。一方、テレワークや副業など柔軟な働き方を模索する企業の間では、ワーケーションへの関心も高まりつつあり、参加自治体は農業や観光など、地域の特性を生かした受け皿づくりに力を入れる。

 ◇自治体連合に参加する65自治体

 【都道府県】7道県

 北海道、群馬県、長野県、和歌山県、鳥取県、広島県、長崎県

 【市町村】58市町村

 ▽北海道  北見市、富良野市、ニセコ町、倶知安町、中頓別町、斜里町

 ▽岩手県  八幡平市

 ▽秋田県  湯沢市、にかほ市

 ▽埼玉県  横瀬町

 ▽神奈川県 鎌倉市、逗子市

 ▽新潟県  妙高市、糸魚川市

 ▽石川県  小松市

 ▽福井県  福井市

 ▽山梨県  甲州市

 ▽長野県  長野市、松本市、上田市、諏訪市、小諸市、伊那市、駒ケ根市、中野市、飯山市、茅野市、塩尻市、佐久市、千曲市、軽井沢町、立科町、下諏訪町、富士見町、山ノ内町、信濃町、原村、白馬村

 ▽静岡県  静岡市、下田市、南伊豆町

 ▽三重県  志摩市

 ▽京都府  舞鶴市

 ▽兵庫県  新温泉町

 ▽和歌山県 和歌山市、田辺市、紀の川市、印南町、白浜町、那智勝浦町、串本町

 ▽広島県  呉市、福山市

 ▽長崎県  五島市

 ▽鹿児島県 錦江町、徳之島町、伊仙町

 ▽沖縄県  名護市

 

【了】

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