ふるさと納税で鉄道復旧支援検討=台風19号で被害の別所線―長野県上田市

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台風19号による千曲川の増水で一部が崩落した上田電鉄別所線の鉄橋=7日、長野県上田市

 台風19号の大雨で、千曲川に架かる鉄橋が崩落し一部不通が続く上田電鉄別所線について、地元の長野県上田市は、ふるさと納税による市への寄付金を活用した支援を検討する。赤い鉄橋は別所線の象徴として市民や鉄道ファンからも親しまれてきた。通勤・通学や観光の足となる鉄道の全線復旧へ、全国から広く寄付を募りたい意向だ。

 別所線は北陸新幹線などが乗り入れる上田駅と別所温泉駅間の11.6キロを結び、市民や観光客ら年間約130万人が利用。台風19号による千曲川の増水で、224メートルの鉄橋のうち44メートルが崩落した。上田電鉄は別所温泉―城下間で運転を再開しているが、橋のある城下―上田間(0.8キロ)は復旧の見通しが立たず、代行バスを走らせている。

 災害後、市にはふるさと納税で2900万円を超える寄付が集まった。寄付者からは別所線の復旧を期待する声も多く、市は今後、使い道として別所線の支援を選べるコースも設ける方向。国や県と連携して復旧を後押ししたい考えだ。

 上田電鉄は橋の復旧方法を調査中だが、費用の確保が課題となっている。土屋陽一市長は「市民の通勤・通学、観光客にとっても大事な公共交通機関。復旧を望みたい」と話している。 

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. より深刻なのがむしろJRのローカル線。JR東はローカル線をBRTにして鉄道事業自体もやめるらしいし。
    JRの被災路線にもふるさと納税で支援できるのならば少額でも支援したい。