佐山スカイマーク会長:必ず欧米にも飛ばす=初の国際線就航で

 スカイマークの佐山展生会長は29日、成田空港でのサイパン線就航式典後、取材に応じ、将来の国際線展開について「いつになるか分からないが、必ず欧米にも飛ばすことを実現したい」と述べた。

 佐山氏は欧米路線に関して「皆さんが行くが、日本からの直行便がない所は、結構たくさんある」と指摘。ただ、目標とする就航時期は「足元を固めてから」と話すにとどめた。当面は、計画中の成田―パラオ線など保有する小型機、ボーイング737で運航できる近距離路線を展開していく考えだ。

 また、国際線を運航する空港について、茨城空港のほか、拠点とする神戸空港で国際定期便の運航ができるようになる可能性を踏まえ「規制緩和されたら、全力で取り組んでいく」と語った。

 スカイマークが国際定期便を運航するのは初めて。成田―サイパン線は毎日1往復運航する。成田―中部線も新設し、週2往復運航する。同社は、経営悪化で2014年に成田空港を撤退、15年に民事再生法適用を申請して経営破綻していた。一方、成田―サイパン線は18年にデルタ空港が撤退して以来、運航がなくなっていた。

 就航式典では、市江正彦社長が「初めての国際定期便だ。ようやく新しいステージに立った」とあいさつ。北マリアナ諸島自治連邦区のラルフ・トーレス知事が「初の国際線の就航地に選んでいただき、政府、住民は誇りに思っている」、成田国際空港会社の田村明比古社長が「成田からのサイパン線復活、困難な時期を経て国際線に就航するスカイマークの復活、二重の意味で大変喜んでいる」とそれぞれ祝意を表した。

【了】

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. デルタ航空ですね。