イラン、IAEA協力見直しも=制裁視野の欧州批判

 【カイロ時事】イランのラリジャニ国会議長は19日、核合意当事国の英仏独3カ国が国連による制裁に道を開く「紛争解決手続き」の発動を表明したことを受け、国際原子力機関(IAEA)の査察への協力の見直しもあり得るとけん制した。イランは5日にウラン濃縮の制限撤廃を宣言した後も、IAEAとの接触は続けると強調していた。

 ラリジャニ議長は国会での演説で、「欧州が核合意の規定を不公平に悪用すれば、IAEAとの協力に関し重大な決定を下す」と警告。既に動議は準備されていると述べた上で、「われわれは釣り合いの取れた対策を講じている」と主張し、欧州側の対応に非があると訴えた。 

 紛争解決手続きは、当事国の核合意違反が認められた場合に是正を促すための規定。一定期間内にイランが核開発制限に従う姿勢に戻らなければ、国連の対イラン制裁再開につながりかねない。英仏独は14日に「他に選択肢がなくなった」として手続き発動を表明していた。

【了】

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