737MAXの試験飛行実施=運航再開へ前進―米ボーイング

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試験飛行後に着陸する米ボーイングの新型旅客機「737MAX」=29日、米ワシントン州シアトル(AFP時事)

 【シカゴ時事】米連邦航空局(FAA)は29日、2度の墜落事故を起こして世界中で運航停止となっている航空機大手ボーイングの新型旅客機「737MAX」について、再認証に向けた試験飛行を開始したと発表した。期間は3日間の予定。新型コロナウイルスの影響で航空機需要が大きく落ち込むものの、MAX機の運航再開に向け一歩前進した形だ。

 FAAによると、試験飛行は西部ワシントン州で行われ、FAAとボーイングのテストパイロットやエンジニアが搭乗。事故原因とされる失速防止システムのソフトウエア修正が、FAAの認証基準を満たしているかなどを評価する。 

 FAAは声明で、「ボーイングの作業を精査するため必要な時間をかける」と指摘。基準を満たしたと判断した場合に限り、運航再開を認めると強調した。今後、新たなパイロット訓練手順なども承認する必要があり、運航再開は秋以降になる見通しだ。

 ボーイングは今年1月から737MAXの生産を一時停止していたが5月に再開し、年内徐々に増やす方針としている。ただ、5月の同社製航空機の引き渡しは4機にとどまり、MAX機など旅客機はゼロだった。墜落事故と新型コロナの「二重苦」に見舞われ、業績は低迷している。

【了】

 
    
 
    

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