豪、サイバー対策に1000億円=中国発の攻撃に備え

 【シドニー時事】オーストラリアのモリソン首相は30日、同国に対して頻発するサイバー攻撃への防御を強化するため、担当者の増員などに10年間で13億5000万豪ドル(約1000億円)を投じる計画を発表した。豪政府は最近、「国家を基盤とした洗練された主体」から大規模なサイバー攻撃を受けていると公表したばかり。主体とみられる中国からの攻撃に備える。 

 発表によると、サイバー分野の防御などを担当する情報機関「豪信号局(ASD)」で、要員を500人増やす。豪州を標的とした攻撃を食い止める能力なども高める。モリソン氏は今回の計画を通じて「国民の安全を維持するために必要な道具と能力を持つことが確保される」と強調した。

 豪州を標的としたサイバー攻撃は、同国が2018年に次世代通信規格「5G」市場で中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の参入を禁止したことで始まったとみられる。豪州が新型コロナウイルスの発生源に関する調査を要求したことで激化したとの見方がある。

【了】

 
    
 
    

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