米デルタ航空、乗客数制限を延長=年明けまで、大手で対応分かれる

 【ニューヨーク時事】米航空大手デルタ航空は20日、新型コロナウイルスの感染防止策の一環としての乗客数制限を少なくとも来年1月6日まで継続すると発表した。3列の座席の場合は、原則として真ん中の席を空け、乗客が物理的な距離を確保できるようにする。対策の徹底により、冬の旅行客を取り込みたい考えだ。

 米メディアによると、サウスウエスト航空が10月まで同様の対応をとる一方、アメリカン航空、ユナイテッド航空は、乗客制限をしていない。米大手航空で対応が分かれた。

 発表などによると、2列の座席の場合は、通路側を空席にする。ただ、3人以上の家族や団体客の場合は、真ん中の席も予約できるという。デルタは、9月末まで搭乗率の上限を60%程度にしている。10月は、75%程度に緩和し、影響を検証する方針だ。

 航空業界の国際団体は、乗客数制限は、航空会社の採算悪化を招くと懸念している。航空会社の採算ラインは、新型コロナ感染拡大前で75~80%程度とみられている。

 米空港の保安検査場の通過人数は、8月中旬以降、前年同日比25~30%程度と低迷が続いている。足元では、乗客数が搭乗率の上限を大きく下回っているが、旅行需要が回復してくれば、収益性をにらみつつ、乗客数制限の是非が改めて問われそうだ。

【了】

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