豪郵政公社は増益=ネット通販ブームで小包配送増加

 【シドニー時事】オーストラリア郵政公社(オーストラリア・ポスト)によると、2020年度(2019年7月~20年6月)の税引き後利益は4230万豪ドルと、前年の4060万豪ドルを上回った。インターネット通販の利用拡大に伴う小包の配達増加が寄与した。豪紙オーストラリアンが8月27日報じた。

 それによると、新型コロナウイルスの感染流行を背景に、全体の収入は5億豪ドル以上増加した。小包部門が15%増えた一方、手紙部門が10%減少した。1月に郵便料金を10%値上げしたが、手紙部門の損失は26%増の2億4100万豪ドルとなった。

 手紙の配達は4月、新型コロナの第1波を受けて28%減少。5月も36%減り、減少は7月も続いた。国際郵便は4月に半減し、航空便の大幅減便で低水準が継続している。

 郵政公社のホルゲート最高経営責任者(CEO)は、収入の73%は手紙以外から得ているが、手紙の配送に関連して大きな固定費があると指摘。「手紙の量は10年前と比べて3分の1、4分の1に落ち込んでいるが、郵便配達人の数は変わらない」と説明した。

 郵政公社は4月、都市部での手紙配達の頻度に関して、来年6月まで1日置きとすることが容認された。ホルゲート氏は、恒久的な変更となるのを希望するかについてはコメントを控えた。

【了】

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