JR東、来春に終電繰り上げ=30分程度、首都圏路線で

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2021年春のダイヤ改正で終電時刻が繰り上げられるJR東日本の山手線=3月16日、東京都港区

 JR東日本は3日、2021年春のダイヤ改正で首都圏在来線の終電時間を30分程度、繰り上げると発表した。夜間の保守・点検時間を十分確保し、人手不足が深刻な保守作業員の労働環境を改善する。新型コロナウイルスの影響で深夜の乗客が減っていることも考慮した。東京メトロや首都圏の私鉄各社も深夜時間帯のダイヤの見直しなどを検討する見通しだ。

 JR東の終電繰り上げは、山手線や京浜東北線、東海道線、中央線など東京駅から100キロメートル圏内のほぼ全ての路線が対象となる。主要線区の最終列車の出発が30分早まることで終着駅への到着時刻はそれぞれ午前1時ごろとなる見通しだ。一部路線では始発列車の繰り下げも実施する。詳細は10月に公表する。 

 JR東は終電を早めることで、始発までの間隔を4時間程度確保。この間に行う鉄道の保守・点検に大型機械を導入できれば作業効率が高まり、保守要員が休みを取りやすくなるとみている。工期短縮やコスト削減にもつながる。線路の保守作業員は過去10年間で約2割減少したといい、要員確保のためにも働き方改革が急務となっていた。

 JR西日本も保守作業員の労働環境改善を目的に、21年春のダイヤ改正で主要路線の終電を10~30分程度早める方針を示している。

【了】

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