キトラ古墳、日本天文遺産に=明治の皆既日食観測碑も―天文学会

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日本天文遺産に選ばれたキトラ古墳の天井壁画(奈良文化財研究所提供)

 日本天文学会は7日、天文学の歴史上意義がある国内の史跡や事物を認定する「日本天文遺産」として、奈良県明日香村のキトラ古墳天井壁画など3件を選んだと発表した。

 キトラ古墳石室の天井には、北極星やさまざまな星座、太陽の通り道「黄道」などが正確に描かれており、「観測年代や観測地の緯度が推定できるほど科学的に描かれている」と評価された。

 このほか、1887年に日本初の科学的な皆既日食観測が行われた新潟県三条市の「観測日食碑」や、日本の電波天文学の基礎を築いた6メートルミリ波望遠鏡(東京都三鷹市)も選ばれた。

 日本天文遺産は、2018年度に認定を開始し、今回が2回目。第1回は、オーロラなどの記載がある鎌倉時代の歌人藤原定家の日記「明月記」と、江戸時代の会津藩校日新館の天文台跡(福島県会津若松市)が選ばれた。 

【了】

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