イベント定員、半分まで緩和=コロナ分科会、11日協議

 政府は9日、新型コロナウイルス対策として5000人までに制限している大規模なイベント参加人数について、上限を収容定員の50%まで緩和する方針を固めた。屋内のイベントでは収容定員の50%以内に制限しているが、落語、歌舞伎などの古典芸能やクラシックコンサートではこれを撤廃する方針だ。

 11日に新型コロナ感染症対策分科会を開き、専門家の意見を聞いた上で、早ければ4連休が始まる19日から緩和する。

 これにより、プロスポーツなどの観客数は数万人程度まで拡大する見通しだ。

 新型コロナの感染拡大を受けた緊急事態宣言を5月に解除して以降、政府はプロスポーツやコンサートなどのイベント開催制限を段階的に緩和。7月には入場者数の上限を屋外で5000人、屋内では5000人または収容率の50%以内のどちらか小さい方と設定した。

 しかし、7月から8月にかけて全国で感染が再拡大したため、政府は当初8月1日に予定していた次の緩和を2度にわたり延期していた。9月に入り、新規感染者の減少傾向が明らかになったと判断。緩和に向けた調整を進める。 

 屋外の大規模イベントについては、出入り口やトイレでの密集回避などの感染防止ガイドライン徹底を求めつつ、参加人数を5000人までは可能とし、定員が1万人以上の場合は50%以内と設定する。

 屋内での古典芸能やクラシックコンサートは、観客が飛沫(ひまつ)を発生させる可能性が低いと判断。換気などの対策を前提に、50%とした収容率制限を撤廃する。集団で大声を発する可能性が高いライブハウスなどは対象外とし、飲食を伴う映画館の扱いも慎重に検討する。

 11日の分科会では、観光支援事業「Go To トラベル」で対象外としている東京発着の扱いについても議論する。

【了】

最新記事

道路交通情報(外部サイト)

  • 「最新の交通情報はありません」

コメント