稲葉義泰(軍事ライター)の記事一覧
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「ここは観光地ではない」 真珠湾に浮かぶ慰霊施設「アリゾナ記念館」の凄み 今も“真下”に撃沈艦
1941年12月8日の旧日本海軍による真珠湾攻撃。そこで撃沈されたアメリカ海軍の4隻の戦艦のうちの1隻である「アリゾナ」では、約1000名もの乗員が亡くなりました。亡くなった乗員の慰霊と共に、この悲劇を伝える施設「アリゾナ記念館」を見学してきました。
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超異例「“民間の”空中給油機」が日本に来た! 実は世界の一大勢力 いったいどこの機体?
ドイツ空軍機来日ですっかりお祭り騒ぎの北海道千歳基地。そこに、見慣れぬ塗装のKC-135空中給油機が飛来して、大きな注目を集めています。この機体、じつは“民間機”でした。
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「ぶつかるのが仕事です」アメリカの超レア艦艇が来日! ダイナミックすぎる“仕事のやりがい” 船長に聞いた
シアトルを母港とするアメリカ沿岸警備隊の大型砕氷船「ポーラースター」が、アメリカ海軍横須賀基地に寄港しました。主任務は南極海周辺で氷を砕き航路を切り開くこと。なぜ来日したのか、船長に話を伺いました。
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自衛隊も運用へ「長射程ミサイル」世界で引っ張りだこのワケ 似たようなミサイル統合・置き換え 世界で進む
2024年現在、防衛省が急ピッチで取得を進める長射程ミサイルですが、現状アメリカ製と国産の2本立てになる模様です。しかし、複数あると費用対効果が悪くなることも。一方、ヨーロッパでは国をまたいで共同開発を進めているようです。
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米海軍イージス艦に「ダンボの耳」追加!? 取ってつけた巨大な張り出し これぞ“超能力”の証!
最近、アメリカ海軍のイージス駆逐艦の1隻に新たなアップデートが施されました。外見上では、艦橋の左右に巨大な張り出しが追加されたようですが、ここに搭載する電子戦システムがキモだとか。どんな性能向上が図られたのでしょうか。
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「艦隊」=軍艦ゾロゾロじゃない! 第3艦隊が「今から第7艦隊になります」もあり得る!?
「艦隊」という言葉を聞いてどのようなイメージを持つでしょうか。戦艦や空母を中心に周囲を護衛駆逐艦が取り囲む――しかし、アメリカ海軍で耳にする「第○艦隊」は、このイメージとは異なります。
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迎撃から“攻撃”へ 米英によるフーシ派への報復その法的根拠は? 自衛隊は“参加できない”ワケ
紅海を航行する艦船に対してイエメンからミサイル攻撃を行っていた武装勢力「フーシ派」に対して、米英が拠点攻撃を開始しました。この攻撃は国際法上、認められる行為なのでしょうか。また自衛隊はそれに加わることは可能なのでしょうか。
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自衛隊のホバークラフト後継どうなる? 能登の被災地で大活躍も… 世界の状況と“選択肢”
令和6年能登半島地震の被災地に対し、海上自衛隊はエアクッション型揚陸艇(LCAC)を投入して援助を行っています。日本ではLCACの運用開始から四半世紀が経過していますが、後継艇は登場するのでしょうか。
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現代の「海賊」って何なの? 自衛隊も海保も戦う「人類共通の敵」に複雑な定義が必要なワケ
現代の「海賊」は、創作物で描かれるような目立つ格好はしていません。加えて条約や法律で細かく定義されているといいます。なぜ、そこまで明確に定める必要があるのでしょうか。