関 賢太郎(航空軍事評論家)の記事一覧
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大阪万博で登場する「空飛ぶクルマ」は社会を変えるのか? どう考えてもヘリコプター優位だ
最近よく聞くようになった「空飛ぶクルマ」。垂直離着陸できる小型の交通モビリティは、従来からある小型ヘリコプターと何が違うのでしょうか。代表的な機種と比べてみたら、ヘリコプターの優秀性を再発見することができました。
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ロシア空軍の“不気味な沈黙”なぜ? 実は震えている? 西側からの「新たな脅威」に備え温存か
泥沼化しつつあるロシアによるウクライナ侵攻ですが、ロシア陸軍や同海軍が甚大な被害を出す一方、ロシア空軍は戦力を温存しているように見受けられます。実はこの動き、ウクライナ空軍への新戦闘機配備に対応するためのようです。
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2機でHIMARSの300両ぶん戦える!? F-16戦闘機をウクライナが熱望するもっともな理由
西側諸国によるウクライナへの武器支援は戦車の供与にまで及び、そしてゼレンスキー大統領は次に戦闘機を熱望しています。おおまかに見積もってみても、やはりそれは決定的な戦力になりうるものでした。
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驚愕の「リアル主人公」 撃墜王マックス・インメルマンの短くも鮮烈なる戦歴
マックス・インメルマンはWW1期ドイツのエース・パイロットです。その戦歴は短いながらも、いまなお語り継がれる鮮烈なものでした。「戦闘機」なるものが誕生するのと同時期に現れた撃墜王の伝説的な航跡を追います。
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時速100万km! U-2「ドラゴンレディ」偵察機の史上最高速度はいかに記録されたのか
人類史上最速の乗りものはSR-71「ブラックバード」偵察機のはずですが、同じ偵察機のU-2「ドラゴンレディ」が、実はそれよりもケタ違いの速度、時速100万kmを記録しています。そこには、宇宙の秘密を解き明かすカギが隠されていました。
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ロシア戦闘機生産に赤信号 実は脆かった産業構造 カギのひとつは半導体…どうするの?
旧ソ連時代から世界市場に確固たる地位を築いてきたロシアの戦闘機産業がこの先、立ち行かなくなるかもしれません。その要因のひとつとなりうるのが半導体です。次世代戦闘機の開発競争も進むなか、どうなるのでしょうか。
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メソポタミアで出土した戦闘機のナゼ オーパーツならぬMiG-25が埋められた経緯と目的
21世紀初頭、メソポタミアの土中より戦闘機が発掘されました。もちろん古代文明とは無関係です。とはいえ空を飛ばしてナンボのはずの戦闘機がなぜ埋められていたのでしょうか。そこにはある独裁者の思惑が大きく関わっていました。
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不可解なるロシア空軍 なぜ誘導爆弾を使用しないのか あるいは使用できない理由とは?
ウクライナ侵攻を続けるロシア軍には、常識や定石から外れた行動が目に付きます。空軍戦力において無誘導爆弾ばかり使用しているのもそのひとつ。たまたまか、それとも理由があるのか、あるとしたらどのような理由なのでしょうか。
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各国でF-35の導入さらに拡大かも? 大軍拡時代のきざしと「いまそこにある戦闘機」
ロシアのウクライナ侵攻を受け、各国で軍拡のきざしが見られます。そうしたなか世界各国の軍隊では今後、日本も配備をすすめるF-35戦闘機の導入が大きく進むかもしれません。その推測に足る根拠を解説します。
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ウクライナがNATOに要請する「飛行禁止区域の設定」の意味は? なぜそれが必要なのか
ロシアからの侵攻を受けるウクライナがNATOに対し要請する「飛行禁止区域の設定」について解説します。文字どおりの意味でとらえると少々、読み違えるかもしれません。実現すれば戦争の趨勢を決定づけかねないものです。