乗りものニュース 乗りものニュースは、交通インフラを利用する数多くのユーザに向けて、ニュースやオリジナルコラムなどを配信します。 私たちが日常的に触れている『乗りもの』に関するニュースを、わかりやすくお届けします! 2016-12-06T02:13:07+0000 (c) mediavague Co., ltd. https://trafficnews.jp/app/wp-content/themes/sp_v2/common/img/logo.png WordPress <![CDATA[正月期間に1日乗り放題 JR九州が2種類のきっぷを発売 子供用200円も]]> https://trafficnews.jp/?p=60974 2016-12-06T02:13:07+0000 2016-12-06T02:13:07+0000 JR九州が、2017年の正月期間に同社線全線1日乗り放題になるきっぷを発売します。普通・快速列車に乗れるきっぷと、新幹線・特急列車に乗れるきっぷの2種類です。

どちらのきっぷも12月12日から発売

 JR九州は2016年12月5日(月)、同社線が2017年の正月期間に1日乗り放題になるきっぷを2種類発売すると発表しました。

「元日九州初旅きっぷ」は九州新幹線の自由席も利用可能(2015年10月、恵 知仁撮影)。

 ひとつ目は「初乗り!お年玉乗り放題きっぷ」。JR九州全線の普通列車(快速列車含む)自由席が1日乗り放題になるきっぷです。

・発売期間
12月12日(月)~2017年1月3日(火)

・利用期間
2017年1月1日(日・祝)~3日(火)のうち1日

・値段
大人2300円、子供(小学生)200円

 このきっぷは1月1日(日・祝)の利用に限り、前夜の12月31日(土)21時から利用が可能です。子供用きっぷの購入は、大人用と同時か、大人用の提示が必要。子供用単独での利用はできず、大人用と同一行程で利用する必要があります。

新幹線・特急タイプも発売 いずれのきっぷも特典が

 ふたつ目は「元日九州初旅きっぷ」。JR九州全線の九州新幹線(博多~鹿児島中央)や特急列車、普通列車(快速列車含む)の自由席が1日乗り放題になるきっぷです。

・発売期間
12月12日(月)~30日(金)

・利用期間
2017年1月1日(日・祝)のみ(当日午前0時から利用可)

・値段
大人1万3000円、子供(小学生)2000円

 このきっぷも、子供用きっぷの購入は、大人用と同時か、大人用の提示が必要。子供用単独での利用はできず、大人用と同一行程で利用する必要があります。

「初乗り!お年玉乗り放題きっぷ」「元日九州初旅きっぷ」とも、発売箇所はJR九州の駅や駅旅行センター、JR九州旅行支店、主な旅行会社です。購入時に渡される3枚の「お年玉特典利用券」は、九州各地の主な社寺で利用可能。おみくじ無料授与や縁起物授与など、さまざまな特典が受けられます。

 JR九州は「お正月のお出かけに大変便利でおトクなきっぷです。この機会にぜひご利用ください」としています。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161206_jrqhatsunori_01.jpg
<![CDATA[夜行バス「ドリーム号」アンバサダーにAKB総監督・横山由衣さん 夢追った思い出のバス]]> https://trafficnews.jp/?p=60975 2016-12-06T02:08:43+0000 2016-12-06T01:57:30+0000 京阪神と東京を結ぶ、JRグループの夜行高速バス「ドリーム号」。そのアンバサダーに、AKB48グループ総監督の横山由衣さんが任命されました。横山さんはAKB48になったことについて、この「ドリーム号」が「大切な思い出」といいます。

レッスンのため、京都から東京へ

 西日本ジェイアールバスとジェイアールバス関東は2016年12月2日(金)、京阪神と東京を結ぶ夜行高速バス「ドリーム号」のアンバサダーに、タレントで歌手の横山由依さん(AKB48)を任命したと発表しました。

横山由衣さんのアンバサダー就任記念で「その夢にエールを」キャンペーンも実施される(画像出典:西日本ジェイアールバス)。

 横山さんは現在、AKB48グループ全メンバーを率いる「総監督」で、「AKBになる」という夢をかなえるため、かつて「ドリーム号」を利用したとのこと。そうした横山さんを通じ、「安全」「安心」「快適」な「ドリーム号」の魅力を伝えていくといいます。

「私は、AKB48の候補生だった高校生のころ、毎週末、『ドリーム号』に乗って、地元の京都から東京のレッスンに通っていました。ステージに立ちたいという『夢』に向かって、ともに走った『ドリーム号』での時間は、私にとって大切な思い出です」(横山由依さん)

 これに合わせて、アンバサダーの横山さんが出演する動画、インタビューを掲載した「ドリーム号スペシャルサイト」の開設、横山さんのサイン色紙が当たるSNSキャンペーンが実施されています。

【写真】AKB48総監督&「ドリーム号アンバサダー」横山由衣さんプロフィル

2015年に高橋みなみさんのあとを継いで、AKB48グループの総監督になった横山由衣さん(画像出典:西日本ジェイアールバス)。
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バス 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161206_dream_01.jpg
<![CDATA[特定の駅のみで発行される「定期入場券」 その目的とは?]]> https://trafficnews.jp/?p=60823 2016-12-05T11:11:39+0000 2016-12-05T22:00:59+0000 駅の改札内に入場するときに必要な「入場券」。その入場券にも定期券が存在します。

「2時間以内」の制限もなし

 駅の改札内へ入るときに必要な「入場券」。JRでは多くの場合、その駅の初乗り運賃と同額で販売され、発売時刻から2時間有効です。

 通勤や通学などで使う「定期乗車券」があるように、じつは、JRには入場券の定期券もあります。「定期入場券」には1回入場あたりの制限時間は設けられておらず、有効期間は1か月のみ。3か月、6か月は設定されていません。

JR中央本線と京王高尾線が乗り入れる高尾駅。高齢者など一部の人に対し、駅の通り抜けのために「定期入場券」が発行されることがある(写真出典:photolibrary)。

 この「定期入場券」、かつては旅館などの従業員が客を駅構内で送迎する目的などで使用されたそうです。JR東日本によると、現在は特定の駅において、特に必要と認められる場合に限って発行しているとのこと。JR東海も、特に必要と認められる場合のみ発行しているといいます。

 東京都西部の八王子市は、東西方向に設けられている同市の中央本線・高尾駅に南北の自由通路がないことから、障害者や65歳以上の高齢者に対し、普通入場券や定期入場券の購入費の一部を補助。駅の南北を往来する際の便宜を図っています。駅の橋上化とあわせた南北自由通路が整備されるまでの時限的な支援策ということです。

【写真】普通入場券は時間制限あり

東京駅の普通入場券。列車内に立ち入れないこと、発売時刻から2時間以内有効である旨が記されている。なお現在の値段は140円。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161201_teikinyujoken_01.jpg
<![CDATA[会社発足30周年に制服一新 つばめエンブレムを配置 JR九州]]> https://trafficnews.jp/?p=60955 2016-12-05T08:55:57+0000 2016-12-05T08:52:24+0000 JR九州が発足30周年を迎える2017年4月1日、制服を一新。車掌や運転士は黒い生地を基本に金やグレーのパイピングがあしらわれ、つばめのエンブレムが配置されます。

2017年4月に発足30周年を迎えるJR九州

 JR九州は2016年12月5日(月)、社員の制服を一新すると発表しました。

 着用開始日は会社発足30周年を迎える2017年4月1日(土)。制服を新しくすることで、JR九州のイメージアップや社員のモチベーションアップを図り、社業のさらなる発展を目指すといいます。

ダブルジャケット(左2人)は駅長や新幹線車掌らが着用、シングルジャケット(右2人)は駅員や運転士、普通列車車掌らが着用する(写真出典:JR九州)。

 デザイナーは、ロウタスインターナショナルのクリエイティブディレクターである嶋崎隆一郎さん(「崎」の字の右上は「立」)。「無印良品」のメンズデザインを担当したのち、現在は複数のファッションブランドやユニフォームデザインを手掛けているほか、洋裁に関する出版活動や大学講師としての活動も行っています。

 トータルアドバイザーは、これまでJR九州の観光列車を多数デザインしてきたドーンデザイン研究所の代表取締役、水戸岡鋭治さんです。

新制服それぞれのデザインは

 駅長、副駅長、新幹線車掌、特急列車車掌が着用する新制服はダブルジャケットで、黒の生地に金のパイピングがあしらわれたデザインです。つばめをモチーフにしたエンブレムも配置されています。

 駅員や運転士、普通・快速列車車掌はシングルジャケット。黒の生地を基本に、グレーのパイピングがあしらわれ、つばめエンブレムも配されます。夏服はブルー生地の半そでシャツにノーネクタイです。

駅員や運転士、普通列車車掌らが着用する盛夏用の新制服(左2人)と、技術系制服(写真出典:JR九州)。

 乗務員を除く駅員、旅行支店などの女性社員は駅員や車掌と同じシングルジャケットのほか、スカーフ、スカート、ベストを着用できます。スカーフは金色でシルク100%です。技術系制服はグレーの濃淡色とされます。

 JR九州は「来年度からは、新制服とともに、より一層安全、安心、快適なサービスをお客さまに提供してまいります」としています。

【写真】スカーフなども着用できる女性用接客制服

スカーフ、スカート、ベストを着用できる女性用の接客制服。乗務員を除く駅員や旅行支店などの社員が着用する(写真出典:JR九州)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161205_jrqshinsefuku_01.jpg
<![CDATA[「STOP暴力!」年末年始の暴力行為防止を訴え 全国鉄道事業者がポスター掲出]]> https://trafficnews.jp/?p=60944 2016-12-05T07:15:21+0000 2016-12-05T07:15:21+0000 日本民営鉄道協会に加盟する会社をはじめとする鉄道84事業者が合同で、酔客が増える年末年始にかけて、駅や列車内での暴力行為防止を訴えるポスターを掲出。被害件数の減少を図ります。

「暴力行為は犯罪」を強調

 日本民営鉄道協会加盟会社、JRグループ6社など84事業者は2016年12月5日(月)、共同で製作した暴力行為防止ポスター「パトロールトレイン」を12月12日(月)から各事業者の駅構内、列車内に掲出すると発表しました。

暴力行為防止ポスター「パトロールトレイン」のイメージ(画像出典:JR東日本)。

 駅や列車内における乗客どうしのトラブルや、駅係員、乗務員などの鉄道係員に対する暴力行為が多発しているなかで各事業者が連携し、特に暴力行為が発生しやすい年末年始にポスター掲出を重点的に行うことで暴力被害件数の減少を図るものです。

 ポスターにはパトカーをモチーフとした列車を描くことで、警察の存在を連想させ、暴力行為が犯罪であることを強調。暴力行為を未然に防ぐ効果が期待されているといいます。また、飲み会が増える年末年始にあわせ、酩酊状態を想定したイラストを使用し、酔客による暴力行為防止を強く訴えかけているそうです。

 掲出枚数は駅構内が約7300枚、列車内が約6万2000枚。ポスターの掲出について日本民営鉄道協会などは、「より安全・安心に鉄道をご利用いただける環境を実現していくこと」を目的としています。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161205_patroltrain_01.jpg
<![CDATA[ダイヤ乱れをプッシュ通知で 関西私鉄初の鉄道案内アプリ、公開へ 近鉄]]> https://trafficnews.jp/?p=60943 2016-12-05T06:16:36+0000 2016-12-05T06:16:36+0000 近鉄が2016年12月13日にスマートフォン向け「近鉄アプリ」をリリース。列車の運行情報をプッシュ通知で受け取れるようになります。

「プッシュ通知」に続き、2017年夏ごろには新サービスも

 近鉄は2016年12月5日(月)、スマートフォン向けアプリ「近鉄アプリ」を12月13日(火)13時に公開すると発表しました。

「運行情報プッシュ通知サービス」を搭載。事前に設定しておくと、近鉄各線で運転の遅れや見合わせなどが発生した際、画面に運行情報が表示されるほか、アプリ画面で影響線区や運行状況の概要が確認可能です。

 アプリのトップ画面には遅延証明書やダイヤ、駅構内の案内、特急券の発売といったコンテンツへのリンクなども配置されます。近鉄によると、運行情報のプッシュ通知サービスは関西私鉄では初といいます。

「近鉄アプリ」トップ画面のイメージ(画像出典:近鉄)。

「近鉄アプリ」や「運行情報プッシュ通知サービス」の利用料は無料(通信料は利用者負担)。Android 4.4以降とiOS 8以降に対応します。リリース日以降、「Google Play」「App Store」からダウンロードできます。

 なお、2017年夏ごろには、列車の走行位置をリアルタイムで表示する「列車位置情報提供サービス」が開始される予定です。

【画像】プッシュ通知や運行情報画面のイメージ

プッシュ通知からアプリの運行情報画面へ。さらに詳しい情報は近鉄ウェブサイトで確認可能。画面はイメージ(画像出典:近鉄)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161205_kintetsuappli_01.jpg
<![CDATA[ブルーインパルス、F-15ナイトフライトも 12月10・11日、那覇基地エアーフェスタ開催]]> https://trafficnews.jp/?p=60935 2016-12-05T02:58:41+0000 2016-12-05T02:58:41+0000 2016年12月10日と11日、航空自衛隊の那覇基地が「美ら島エアーフェスタ2016」を開催。アクロバット飛行隊「ブルーインパルス」が演技するほか、F-15戦闘機とプロジェクションマッピングのコラボ、音楽ステージなども行われます。

今年は初の2日間開催

 航空自衛隊の那覇基地で2016年12月10日(土)と11日(日)、「美ら島エアーフェスタ2016」が開催されます。

航空自衛隊のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」(2006年11月、恵 知仁撮影)。

 航空機のフライトは、空自のアクロバット飛行隊「ブルーインパルス」が両日とも午後にその演技を披露するほか、10日(土)夜にはF-15戦闘機によるナイトフライトとプロジェクションマッピングの「幻想的」というコラボレーションを実施。11日(日)午後にはF-15戦闘機やE-2C早期警戒機、CH-47輸送ヘリコプターといった空自機のほか、海自のP-3C哨戒機、陸自や海保のヘリコプターも登場する予定です。

 また比花知春さん、らぐぅんぶるぅの格納庫内コンサートや、南西航空音楽隊の演奏、基地エイサー部の演舞なども楽しむことができます。

 場所はゆいレールの赤嶺駅から徒歩5分。那覇軍港と豊崎美らSUNビーチからシャトルバスも運行されます。入場は無料です。

【写真】アフターバーナーを使用する空自F-15

航空自衛隊のF-15戦闘機。那覇基地にも配備され、沖縄・南西諸島エリアの空を守っている(写真出典:航空自衛隊)。
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ミリタリー 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161205_naha_01.jpg
<![CDATA[京成線全線で「デジタルATS」導入完了へ 保安度がさらに向上]]> https://trafficnews.jp/?p=60917 2016-12-05T02:29:44+0000 2016-12-05T02:29:44+0000 京成線で導入が進められてきたデジタルATS(自動列車停止装置)「C-ATS」。2016年12月10日に千原線にも導入され、全線での整備が完了します。

信号区間内を連続的に制御 より細やかに速度制限

 京成電鉄は2016年12月2日(金)、千原線にデジタルATS(自動列車停止装置)「C-ATS」を12月10日(土)に導入すると発表しました。これにより京成線全線で「C-ATS」の整備が完了します。

「C-ATS」は従来のATSと比べ、それぞれの信号区間にあわせたより細かな速度照査(スピードチェック)が可能になり、信号区間内を連続的に制御できます。速度制限をより細やかに定められるほか、急カーブの区間や分岐区間(ポイント)、線路の終端部などでの速度制限にも対応するなど、保安度がさらに向上するといいます。

「C-ATS」の動作イメージ。信号区間内での制限速度が連続的に設定される(画像出典:京成電鉄)。

 なお、「C-ATS」の「C」は京成電鉄によると、相互直通運転を行う東京都交通局(都営浅草線)、京急電鉄など各社局において共通(Common)して使え、連続(Continuous)で速度を制御(Control)することに由来するといいます。京成線では2008(平成20)年度から順次導入が進められてきました。

 京成電鉄は、「これからも安心してご利用いただける鉄道を目指し、輸送の安全確保に努めて参ります」としています。

【画像】「C-ATS」導入区間

今回、千葉中央~ちはら台間の千原線にC-ATSが導入されることで、京成線全線での整備が完了する(画像出典:京成電鉄)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161205_keiseiats_01.jpg
<![CDATA[蓄電池でも走る電車、男鹿線で2017年春デビュー JR東日本]]> https://trafficnews.jp/?p=60913 2016-12-05T02:08:35+0000 2016-12-05T02:08:35+0000 蓄電池でも走るJR東日本初の新型交流蓄電池電車「EV-E801系」が、秋田県内を走る男鹿線で2017年春ごろ登場します。

男鹿駅に充電設備を設置

 JR東日本秋田支社は2016年12月2日(金)、同社初の新型交流蓄電池電車「EV-E801系」を男鹿線に投入すると発表しました。

 車両に大容量の蓄電池を搭載し、その電力を利用して非電化区間も走れる電車です。電化区間では、通常の電車と同じように架線(線路上の電線)から電気を取り入れて走ると同時に、蓄電池を充電します。

 また、男鹿線の終着駅である男鹿駅(秋田県男鹿市)には専用の充電設備が設置され、車両への充電が行われます。

男鹿線に投入される新型交流蓄電池電車「EV-E801系」の外観イメージ(画像出典:JR東日本)。

 JR東日本によると、従来のディーゼルカーによる排気ガスが解消、二酸化炭素や騒音の削減が実現するといいます。12月中旬から秋田地区で性能評価や技術的検証を重ね、2017年春ごろから秋田~男鹿間で営業運転を始める予定です。

 なお、JR九州では「DENCHA」の愛称が付けられた蓄電池電車のBEC819系が、今年10月から筑豊本線で営業運転を始めています。

【画像】EV-E801系の車内イメージ

男鹿線に投入される新型交流蓄電池電車「EV-E801系」の車内イメージ(画像出典:JR東日本)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161205_jreev-e801_01.jpg
<![CDATA[いよいよ今月デビュー 大阪環状線の新たな顔「323系」、試乗会の感想は?]]> https://trafficnews.jp/?p=60921 2016-12-05T01:58:48+0000 2016-12-05T01:58:48+0000 初の大阪環状線・JRゆめ咲線専用車両である323系電車。2016年12月末のデビューを前にその試乗会が行われ、大勢の一般参加者がいち早くその「魅力」を体感しました。「先輩後輩」並びも実現しています。

12倍の「難関」

 JR西日本が2016年12月3日(土)、大阪環状線の新型車両323系電車の試乗会を吹田総合車両所森之宮支所(大阪市城東区)にて実施。参加者たちは真新しい車両に乗車し、その乗り心地を確かめる、記念撮影するなどして楽しみました。

左側の2編成が大阪環状線の新型車両323系。右側の2編成が、いま同線で使用されている103系電車(2016年12月3日、伊原 薫撮影)。

 この試乗会は事前申込制で行なわれ、1000人の定員に対し1万2000人以上の応募があったとのこと。新車に対する注目の高さがうかがえます。

 約12倍の“難関”をくぐり抜けた参加者は、森之宮支所の留置線に止められた試乗車両へと乗車。新車独特の香りが漂うなか、乗降ドア上に設置された液晶モニタや、形状が工夫されたドア横の仕切りなどを写真に収めていました。

新車の感想は? 営業開始はいよいよ…

 試乗列車は、約200mの留置線を1往復。週末に買い物などで大阪環状線を利用しているという大阪市天王寺区在住の親子連れは「窓が大きくて気持ちがいいし、座席の座り心地も良く、営業開始が待ち遠しいです」と話していました。

323系電車の車内を見学する参加者たち(2016年12月3日、伊原 薫撮影)。

 会場では、試乗列車以外にも2編成の新型車両323系が、それと入れ替わりで大阪環状線から去る予定の103系電車とともに展示されていたほか、323系のオリジナルグッズもこの日から販売が開始され、「チョロQ」やキーホルダーを買い求める人たちでにぎわいました。

 2015年度から行われている「大阪環状線改造プロジェクト」のシンボルともいえる、新型車両の323系。大阪環状線の新たな”顔”は、いよいよ2016年12月24日(土)から走り出します。

【写真】新旧大阪環状線の出会い

左側を走る大阪環状線の201系電車も今後、新型車両323系(右)に置き換えられる予定(2016年12月3日、伊原 薫撮影)。
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特集ニュース 伊原 薫(鉄道ライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161205_323_01.jpg
<![CDATA[「夜景列車」出発進行 減灯した車内から函館山や漁火を観賞 道南いさりび鉄道]]> https://trafficnews.jp/?p=60815 2016-12-05T01:44:11+0000 2016-12-05T01:44:27+0000 道南いさりび鉄道が2016年12月2日から「夜景列車」の運行を始めました。車内を減灯し、車窓にうつる函館山や漁火を楽しんでもらおうというもの。運賃のみで乗車できます。

運賃のみで乗車可

 JR北海道から江差線を継承した第三セクターの道南いさりび鉄道は2016年12月2日(金)、列車内を減灯する「夜景列車」の運行を始めました。

函館山とイカ釣り漁船のイメージ(写真出典:photolibrary)。

 車内を暗くし、車窓にうつる函館山の「横夜景」や津軽海峡に浮かぶ漁火(いさりび)などを楽しんでもらおうというもので、以下の列車と区間で実施されます。

・「夜景列車」運行日
12月9日(金)、16日(金)、23日(金・祝)、24日(土)

・「夜景列車」実施列車と区間
函館発17時43分・木古内行き列車の、上磯発18時8分から札苅着18時44分までのあいだ

 減灯は2両編成のうち、後ろの車両のみで行われます。「夜景列車」は運賃のみで乗車可能。別途、特別料金などは不要です。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161202_donanyake_01.jpg
<![CDATA[新幹線も便利に 建設中の神奈川東部方面線、その効果 しかし抱える課題]]> https://trafficnews.jp/?p=60901 2016-12-04T22:09:19+0000 2016-12-04T22:00:10+0000 建設が進められている神奈川東部方面線。その開業で、東京~神奈川間の交通状況が大きく変わる可能性がありますが、2016年8月、開業が延期される見通しであることが明らかに。何が課題で、いまそこはどうなっているのでしょうか。

関東で唯一だった大手私鉄が

 日本で「大手私鉄」と呼ばれる16社のうち、関東を走るのは9社。そのなかで、列車が東京都中心部に直通していないのは、横浜駅をターミナルとし神奈川県内に35.9kmの旅客線を持つ相模鉄道(相鉄)だけです。

 しかし近い将来、状況が変わります。現在、横浜市内で「神奈川東部方面線」の建設が進行中。それを経由し相鉄とJR東日本、東急電鉄が直通運転を行い、相鉄沿線と新宿、渋谷、目黒方面が乗り換え無しで直結される予定だからです。

建設中の神奈川東部方面線。写真は開削工法の西谷駅付近と、シールド工法の横浜羽沢方面トンネルの接続部(2016年12月4日、恵 知仁撮影)。

 相模鉄道は2016年12月4日(日)、相鉄本線と神奈川東部方面線の分岐駅になる西谷駅(横浜市保土ケ谷区)付近で、線路新設の工事現場を報道陣に公開。合わせて進行状況などを明らかにしました。

「神奈川東部方面線」は、相鉄の西谷駅とJR東海道貨物線の横浜羽沢駅(横浜市神奈川区)付近を結ぶ約2.7kmの「相鉄・JR直通線」、そして横浜羽沢駅付近と東急の日吉駅(横浜市港北区)を結ぶ約10.0kmの「相鉄・東急直通線」という2区間で構成。横浜羽沢駅付近でJR線と、日吉駅で東急東横・目黒線と線路がつながり、直通運転が行われます。

相鉄沿線に限らない神奈川東部方面線の効果

 神奈川東部方面線の開通により、相鉄の二俣川駅(横浜市旭区)と新宿駅とのあいだが59分から直通44分に、目黒駅とのあいだが54分から直通38分に、湘南台駅(神奈川県藤沢市)と渋谷駅とのあいだが60分から直通51分に短縮される見込みです。これまで東京都心へ出るには「乗り換え」というワンクッションがあった相鉄沿線が、ベッドタウンとして存在感を高める可能性があります。

 利便性が高まるのは、相鉄沿線ばかりではありません。相鉄・東急直通線の途中に新横浜駅(仮称)が設置され、相鉄や東急の沿線などから東海道新幹線の利用がしやすくなります。新横浜駅(仮称)と渋谷駅とのあいだは、41分から直通30分になる見込みです(所要時間はすべて朝ラッシュ時を想定。乗り換え、待ち時間を含む)。

相鉄本線と神奈川東部方面線が接続する西谷駅付近(2016年12月4日、恵 知仁撮影)。

 しかしその建設は、予定より遅れています。今年2016年8月26日、相鉄・JR直通線は2018年度内から2019年度下期へ、相鉄・東急直通線は2019年4月から2022年下期へ開業時期が延期になる見込みであると、整備主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が発表。建設費も、約2739億円から約4022億円へ増える見通しであることが明らかにされました。

神奈川東部方面線が抱えている課題

 鉄道・運輸機構は開業時期が遅れる見込みになったことについて、相鉄・JR直通線は「本線にかかる用地の取得が難航したことや、安全対策設備の検討に時間を要したため」、相鉄・東急直通線は「本線にかかる用地の取得が難航したことや、調査の結果、当初想定よりも地質が軟弱で補助工法が必要となったことなど」を理由として挙げています。

 また相鉄・JR直通線について、相鉄の担当者によると、西谷駅と横浜羽沢駅付近を結ぶトンネルなどの工事は順調で、横浜羽沢駅側からレールを搬入する準備に入っているとのこと。しかし、横浜羽沢駅付近におけるJR東海道貨物線との接続部分が、運行されている多数の貨物列車へ影響を与えないよう工事する必要があり、その調整などに時間を要しているそうです。

 こうした状況について、神奈川東部方面線が走る横浜市の担当者は、工期短縮とコスト削減、市民への情報提供について努めてほしいと話します。神奈川東部方面線は「都市鉄道等利便増進法」に基づいて整備され、国、地方自治体(神奈川県と横浜市)、整備主体の鉄道・運輸機構が事業費の3分の1ずつを負担。相鉄と東急が施設使用料を整備主体に払って、列車を走らせる形です(上下分離)。

相鉄本線と神奈川東部方面線が接続する西谷駅付近。この日は一般向け見学会も行われた(2016年12月4日、恵 知仁撮影)。

 神奈川東部方面線の開通により、先述した相鉄沿線(横浜市西部、神奈川県央部)と東京都心、また相鉄・東急沿線などと東海道新幹線のアクセス向上といった効果が見込めるほか、相鉄によると「広域鉄道ネットワークの形成と機能の高度化」「新横浜都心、二俣川・鶴ヶ峰副都心等のさらなる発展にも貢献」するとのこと。相鉄沿線に限らない広範囲な変化を起こす可能性を持つこの路線、今後の進行状況が注目されます。

【地図】新幹線も使いやすくなる神奈川東部方面線

神奈川東部方面線は西谷~横浜羽沢付近の「相鉄・JR直通線」、横浜羽沢付近~日吉の「相鉄・東急直通線」で構成。新横浜駅で東海道新幹線とも接続(画像出典:鉄道・運輸機構)。
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特集ニュース 恵 知仁(鉄道ライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161204_sotetsu_01.jpg
<![CDATA[飛べる零戦、国内保存の道は? 日本人オーナーに聞く、「里帰り」の目指すところ]]> https://trafficnews.jp/?p=60807 2016-12-06T02:05:24+0000 2016-12-04T09:00:06+0000 旧帝国海軍の「零式艦上戦闘機」。飛行可能状態で現存するうちの1機は、日本人がオーナーです。現在アメリカで保管されている同機について、オーナーが国内での動態保存を目指す理由やその意義、そして「現状」と「将来」について話を聞きました。

日本人所有の零戦、国内公開もままならず?

 2017年春、日本国内において旧海軍の戦闘機「零戦」の飛行展示が一般公開されます。

 これに使用される機体は、ゼロエンタープライズ・ジャパン社の取締役、石塚政秀さん個人が所有する、現在アメリカで保管されているもので、同社はこの機体の日本への里帰りと国内での永年動態保存(飛行できる状態での保存)を目指しています。その石塚さんによると、2017年春ごろに最初の飛行展示を実施したのち、同年内におよそ10回程度、公開飛行の実施を目指す方針だそうです。

 同機体は2014年9月に日本国内へ持ち込まれたものの、金銭的、法的、そして安保法制に関連する政治的な問題からなかなか飛行を実施できず、今年2016年1月27日、海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県)において、ようやく国内初飛行を実現しました。

石塚さんが所有する零戦。1970年代にパプアニューギニアで発見され、そののち設計図を元にロシアで忠実にレストアしたもの(写真出典:ゼロエンタープライズ・ジャパン)。

 そして同年4月には鹿児島県内ならびに同県鹿屋市のイベント「エアーメモリアルinかのや」にて、最初の一般公開飛行を実施する予定でしたが、直前に発生した熊本地震によって開催中止。さらに翌5月には、千葉県において行われた「レッドブルエアレース千葉」での展示飛行を予定していましたが、アメリカより招へいしたパイロットが高齢ゆえの持病から、鹿児島より関東への回送飛行中に体調が悪化、同イベントへの参加はできませんでした。

 結局、零戦は2016年1月と4月の試験飛行、ならびに関東へ向けた自力回送という、非公開での飛行こそ実施したものの、不運続きから一度も一般公開飛行がなされないという非常に残念な結果に終わりました。現在は分解され、アメリカのチノ飛行場(カリフォルニア州)に移されており、この地で日本人パイロットの養成を行ったのちに来年、あらためて里帰りを目指す予定です。

なぜ日本国内で飛ばすことにこだわるのか

 オーナーである石塚さんは、借金などで集めた3億5000万円もの巨費を投じこの零戦を購入。その後、何度も挫折を繰り返し、実に8年がかりでようやく不完全ながらも里帰りを成功させました。石塚さんはなぜそこまでして、零戦の動態保存を目指すのでしょうか。

1999年には映画『パールハーバー』の撮影で飛行している(写真出典:ゼロエンタープライズ・ジャパン)。

 石塚さんは19歳のころから海外に出て、現在まで30年にわたり世界の70を超える国々を旅し、いまはニュージーランドで起業し在住しています。それゆえに、海外から見続けた祖国、日本に対しての思いが、この活動の原動力になっているそうです。そして、「いまの日本社会を見つめ直すきっかけとしてほしい」からだといいます。

「いまの若い人たちは経済的な長い低迷のなかにあって、日本人であるという誇りを持てないでいます。これは彼らのせいではありません。私が若いころは人の倍、働けばそのぶん給料をもらうことができました。しかしいまは、どんなに働いても低い給料しかもらうことができず、多くの若者たちが貧困に苦しんでいます。これは戦後70年における、拝金主義的な日本社会が生み出した大きな問題です。一方で零戦は、明治維新からおよそ70年で誕生しました。江戸時代という前近代的な社会からたったの70年で、当時、世界最高の戦闘機を作るに至ったのです。私は飛ぶ零戦をきっかけとして、日本の近代社会を見つめ直してほしい、そして若い人たちに自信と誇りを持ってほしいという思いで、零戦の永年動態保存を目指しています」(ゼロエンタープライズ・ジャパン 石塚さん)

 もちろん零戦は、思いや理想だけで動態保存することはできません。石塚さんは零戦の飛行をさせる実行者として「障壁」にぶつかり続け、それを誰よりも強く理解しています。しかし周囲の「不可能だ」「腐らせ飛行不可能としてしまうに違いない」「絶対、航空局は許可を出さない」という反対を押し切り、石塚さんは2016年、飛行を成功させています。そして半年間ながら、動態保存も成功させています。

プロジェクトは頓挫寸前? 不運だけではないその理由

 来年の飛行展示実現は、今年積み上げた実績をたどることで比較的容易に実現可能だとみていますが、最も大きな問題がいまだに残されたままです。それは「資金」です。

「今年、実施した零戦の飛行は、多くの支援者なくして実現できませんでした。寄付していただいた方に加え、国内における零戦の整備やプロジェクトを進めるうえでの事務、そして零戦の飛行を実施するうえで必要な随伴機の操縦に至るまで、多くの個人の方々にボランティア活動として参加していただけた結果が生んだ成功だと思います。皆さんの協力なくして飛行の実現は不可能だったといえます」(ゼロエンタープライズ・ジャパン 石塚さん)

石塚さんの零戦は2016年5月、その前月に発生した熊本地震の被災者を慰問するため、翼に「くまモン」を描き熊本上空を飛行した(写真出典:ゼロエンタープライズ・ジャパン)。

 多くの協力者によって飛行を実現した零戦。しかしながら今後も国内で零戦を飛行可能な状態に保ち続けるには最低でも年間2000万円から3000万円、そして飛行展示を実施するにはさらにその数倍の資金を必要とし、これらは有志ら個人の集合体で賄うには難しい額です。今後、動態保存をし続けるためには、企業や自治体、国、財団法人といった形での支援が必要不可欠だと石塚さんはいいます。

 石塚さんはこれまで、数百もの団体と支援の交渉してきました。ところがその成果は空しく、大企業ほどかつての侵略や特攻など「負の象徴としての零戦」を恐れているという現実に突き当たります。ある企業は当初、前向きな姿勢を見せていたものの、中国にて事業展開する上で零戦の支援はリスクになり得ることを理由に、断ってきたこともあったそうです。

貴重な機体の、危ぶまれる今後の行方

 石塚さんは以下のように続けます。

「多くの団体の皆さんとお会いするにあたり、個人的に理解を示し支援してくれる方はありました。しかし団体として出資していただけたのは、わずか1社のみでした。ほかは当時、零戦の開発や生産に携わった企業を含め、すべて断られました。戦前の日本にも問題はあったかもしれません。しかし戦前の日本に目をつぶり、先人たちの偉業による技術遺産さえ覆い隠してしまうことはとても残念に思います。私は本来、零戦を2016年に里帰りさせてからは事業を他人に任せ手を引く予定でした。しかしもう1年だけ頑張ってみようと思っています。私がこの零戦に携わる上での最後の仕事は、日本人パイロットを養成し来年1年間で動態保存を事業として成り立たたせることにあります。それが不可能であったとき、私は零戦を飛行不可能にしないためにも、再びアメリカへ戻し、今度こそ機体を売却することになります。来年の展示飛行については、すでにいくつかの自治体や飛行場、商工会議所と交渉中ですが、もし零戦飛行展示イベントの開催や支援のお気持ちがあれば、ゼロエンタープライズ・ジャパン社まで連絡をください」(ゼロエンタープライズ・ジャパン 石塚さん)

2016年の来日は、熊本慰問のあと、6月に岡山県の岡南飛行場まで回送飛行。そこで分解され、「里帰り」は終了した(写真出典:ゼロエンタープライズ・ジャパン)。

 零戦の動態保存という困難な事業。これまで誰ひとりその具体的な方策すら立てられず非現実的な夢でしかありませんでした。しかし今年、石塚さんによって継続した飛行を可能にする道筋が示されました。零戦を動態保存できるかどうかは、我々日本社会が、石塚さんの意志を受け継げるのかどうかにかかっているといえるでしょう。

【写真】零戦の天敵

零戦のライバルとも天敵ともいわれた、アメリカ海軍のF6F「ヘルキャット」(上)。下は同じくアメリカ海軍の艦上機であるF/A-18C「ホーネット」(写真出典:アメリカ海軍)。
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特集ニュース 関 賢太郎(航空軍事評論家) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161128_zero_01.jpg
<![CDATA[クルマのペダルは踏み間違うもの? 高齢者に限らぬミス、頼れる「技術」で対策を]]> https://trafficnews.jp/?p=60830 2016-12-04T04:43:03+0000 2016-12-04T05:00:45+0000 高齢者ドライバーによる事故が騒がれる昨今、その原因として「ペダルの踏み間違い」はよく耳にするでしょう。しかしこれは、高齢者に特有のものではありません。ドライバーなら誰しもやりかねないミスであり、そしてそれを防ぐ「技術」も充実してきています。

「ペダル踏み間違い」は、高齢者ドライバーだけの問題ではない

 昨今、高齢者ドライバーによる交通事故がなにかと話題です。なかでも高齢者ドライバーに多いといわれているのが、「ペダル踏み間違い事故」。ブレーキのつもりでアクセルを踏んで急発進し、ぶつかってしまうというのが典型でしょう。

「ペダル踏み間違い事故」は老若男女問わず、誰しも起こしうる(写真出典:tieury/123RF)。

 交通事故総合分析センターが2004(平成16)年から2013(平成25)年までの事故からまとめた「年齢層別操作不適事故割合」を見ると、75歳以上の「ペダル踏み間違い事故」は、ほかの年齢層の2倍から5倍も多いことがわかります。また「ペダル踏み間違いによる死亡事故」でいえば、約4割(39.6%)が75歳以上の高齢者ドライバーにより引き起こされているとも。

 確かに高齢者ドライバーによる「ペダル踏み間違い事故」の多さは問題です。しかしそれはなにも、高齢者ドライバーの専売特許ではありません。先に述べた死亡事故の残り6割は、ほかの年齢層のドライバーによるものです。ちなみに、同じく交通事故総合分析センターの調査によると、「ペダル踏み間違い」をはじめ「ハンドル操作不適」「ブレーキ操作不適」「その他操作不適」をあわせた「操作不適事故」の割合が多いのは、高齢者ドライバーに限らず、24歳以下も同様に多いと指摘されています。

 つまり「ペダル踏み間違い事故」は、高齢者だけでなく、すべてのドライバーの問題なのです。

なぜ人は、クルマのペダルを踏み間違えてしまうのか

 では、なぜドライバーはペダルを踏み間違えてしまうのでしょうか。JAFはこれを「アクセルもブレーキも同じように“踏み込む”という動作を行うから」と説明しています。

「右がアクセルで、左がブレーキで場所が違うから、間違えるはずない」と考える人もいるでしょう。ところが、座る姿勢が少しでもおかしかったりすると、簡単に踏み間違えることがあるのです。

 個人的な話ですが、私(鈴木ケンイチ:モータージャーナリスト)もペダルを踏み間違えたことがあります。それはサーキットでのスポーツ走行中でした。横Gを受けながらのブレーキングだったのですが、なんとブレーキのつもりで、ブレーキのさらに左にあるクラッチを踏んでしまったのです。もちろん減速はしません。そのときの恐怖は、10年以上たった今でもありありと思い出せます。あまりの驚きに、一瞬の対応ができずコースアウトしてしまいました。このように、ペダルを踏み間違えた事実に驚き、動転してしまい、正しい対処ができなくなる可能性は誰にでもあるでしょう。

 つまり「ペダル踏み間違い事故」は、注意していれば防げるという類のものではないのです。交通事故総合分析センターの調べでは、2008(平成20)年から2013(平成25)年のあいだの「ペダル踏み間違い事故」件数は、約6200件から6600件と横ばいを続けています。

 それでは、どのようにして「ペダル踏み間違い事故」を防げばいいのでしょうか。

頼れる「技術」、続々

 ひとつは、自動車メーカーが新車に用意している最新の「運転支援システム」に頼る方法です。その筆頭が、「自動ブレーキ(AEB)」。カメラやセンサーなどで障害物を検知し、衝突する直前に自動で急ブレーキをかけてくれます。また、これらのシステムの多くには「誤発進抑制機能」が付属していて、ペダルの踏み間違いでの急加速を抑制するようになっています。

 また、センサーではなく、速度とアクセル操作をシステムが監視して事故を防ぐ「踏み間違い衝突防止アシスト」という機能も存在します。低速走行中にアクセルの大きな操作を行うと、警告を発して急加速を抑制します。こうした自動車メーカーのシステムを装備したクルマに乗るのもよい方法でしょう。

 最新の運転支援装備がないクルマであれば、後付けのシステムを使うのもひとつの手。カー用品流通の大手であるオートバックスは、「ペダルの見張り番」という急発進防止装置を2016年12月5日(月)から発売するそうです。停止時と徐行時のペダル踏み間違いによる急発進を抑制してくれるといいますから、期待できます。

オートバックスから発表された「ペダルの見張り番」は、国産車100車種以上に取り付け(後付け)が可能という(写真出典:オートバックスセブン)。

 ペダル踏み間違い防止にフォーカスした製品ではありませんが、後付けの「運転支援システム」はほかにも各種、存在します。たとえばパイオニアのカーナビである「サイバーナビ」には「マルチドライブアシストユニット」が用意されており、前方をカメラで監視して、前走車への追突や車線逸脱を警告してくれます。同じように、JAFメイトが販売するドライブレコーダー「ドラドラ6」も、前走車への追突や車線逸脱を警告してくれる機能が備わっています。

 ヒューマンエラーをゼロにするのは、非常に難しいもの。だからこそ、事故を予防する安全装置は、ひとつでも多いにこしたことはありません。新車についてくるものから後付けまで、できるだけ装備しておくことが肝要かと思います。

【写真】消えた「もみじマーク」

2011年2月まで使用されていた「高齢運転者標識」。初心者を示す「若葉マーク」にちなみ「もみじマーク」と通称された(写真出典:photoliblary)。
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特集ニュース 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161129_pedal_01.jpg
<![CDATA[75年目の真珠湾、邦人は少なく 「勝ち戦」の視点から見る太平洋戦争の「幕開け」]]> https://trafficnews.jp/?p=60867 2016-12-04T00:11:35+0000 2016-12-04T01:00:04+0000 年間約150万人もの日本人が訪れるといわれるハワイですが、「太平洋戦争」開戦の舞台となった真珠湾にその姿は少ないといいます。2016年12月8日(日本時間)は、開戦75周年という節目の日。現地ガイドの話などを交え、75年目の真珠湾を改めて眺めてみました。

75年目、いまだ「血」を流す戦艦「アリゾナ」

 1941(昭和16)年12月8日(ハワイ時間7日)、大日本帝国海軍は正規空母6隻および重巡洋艦2隻から発進した数百機の航空機によって、アメリカ海軍の重要拠点、ハワイ・オワフ島の「真珠湾(パールハーバー)」を空襲しました。

 結果、米海軍戦艦を実に8隻あまり撃沈・撃破する大打撃を与えました。なかでもペンシルベニア級戦艦「アリゾナ」は大型貫通爆弾が弾薬庫を誘爆させ、艦首が完全に吹き飛ぶという激甚なる損傷を受け、修復による現役復帰を断念。のちに真珠湾攻撃の傷跡を遺す記念館として保存されることになりました。現在も真珠湾の海底に残るその艦体からは油が漏れ続け、湾内を汚染しています。

真珠湾に停泊する戦艦「ミズーリ」。その周辺の海面には、戦艦「アリゾナ」から流れ出た油膜が広がっている(福田信久撮影)。

 軍事マニアが高じ、宮崎県から真珠湾へやって来たという30代男性は、「戦艦『アリゾナ』はあのとき以来75年間、いまも血を流し続けているんです。まだまだ歴史と呼ぶには生々しい現実だといえるのではないでしょうか」と話しました。

太平洋戦争の「始まり」と「終わり」が一堂に

 例年12月8日には、真珠湾攻撃を記念した慰霊祭が同地にて開催されます。そして今年は75周年という節目の年を迎えました。真珠湾は現在もなお米海軍の重要拠点ですが、基地の一部が一般公開されており、太平洋戦争の最初の一撃で沈んだ「アリゾナ」記念艦をはじめ、1945(昭和20)年9月3日に東京湾上で日本の降伏文書調印式が執り行われたアイオワ級戦艦「ミズーリ」が停泊、実際に乗艦して見学することができます。

 また沖縄戦を前に、沖縄から本土へ疎開する児童たちをのせた輸送船「対馬丸」を魚雷によって撃沈、1500人あまりを死に至らしめたパラオ級潜水艦「ボーフィン」、そして、主に真珠湾攻撃や太平洋戦争をテーマにした軍用機の展示が充実する「太平洋航空博物館」などがあり、太平洋戦争の歴史をまる1日かけて学ぶことのできる観光スポットになっています。

潜水艦「ボーフィン」の撃沈戦果マーク。民間船「対馬丸」への無差別攻撃は国際法違反の疑いが強いが、日本も含め世界中で当然のように行われた(関 賢太郎撮影)。

 常に多数の日本人観光客で賑わうハワイ州オアフ島。繁華街のワイキキはそれこそ日本かと錯覚さえ覚えるほどですが、一転してこの真珠湾では、日本人の姿をほとんど見ることができません。

日本人の耳目には優しくない「勝ち戦の記憶」

 太平洋航空博物館において、航空機のレストアや日本語ガイドツアーを担当する、日系アメリカ人のカズさんは以下のように話します。

「まず日本の方々には真珠湾の各博物館が保有する零戦など、第二次大戦機や現代航空機、潜水艦や戦艦の展示を純粋に楽しんでほしいと思っております。その反面、ここには日本人の耳目にとって優しいとはいえない展示も多数あります。皆さんには75年前の12月にタイムスリップし、ここで始まった戦争とその経過、結末を目撃していただき、そして21世紀のワイキキに戻ってからは、この75年のあいだにどれほどまで日米間の平和が発展したのかということや、これから先の75年間に日米がともに手を携え進むべき道のりを、各々で感じてほしいと思います」

実機の零戦二一型。空母「飛龍」から真珠湾へ発進するシーンを模擬している。真珠湾を襲った帝国海軍第一航空艦隊を「恐るべき空の無敵艦隊」と解説する(関 賢太郎撮影)。

 日本人とアメリカ人の血を引く「カズ(和)さん」の名は「平和」を意味します。彼の名が象徴するように、日米両国は今や最も友好的な二国間関係を築き上げました。しかしそれは「平和の大海」を意味する「太平洋」に「戦争」という対義語をつなげなくてはならなかった、過去の不幸を乗り越えたものでした。

 日本では「戦争の記憶」というと、各都市を焼き払った空襲や、広島、長崎の原子爆弾、そして1945(昭和20)年8月15日の終戦と「被害を受けた負け戦の記憶」ばかりが話題になりますが、この太平洋戦争を始めたきっかけである「被害を与えた勝ち戦の記憶」についてはほとんど触れられることがありません。ここ真珠湾の各博物館は、日本国内ではなかなか体験できない「アメリカの視点から見た太平洋戦争」に触れる絶好の機会に満ちあふれています。

 各展示には日本語の解説が多く設置され、無料の日本語ツアーもあり、また公式サイトも日本語ページが用意されているなど、日本人にとっては見学しやすい環境が整えられています。もし今後ハワイへ休暇を楽しみに行くことがあれば、半日だけでも真珠湾を訪れ、1941(昭和16)年にタイムスリップしてみてはいかがでしょうか。

【写真】宇宙船をも粉砕する「ミズーリ」の主砲

全長は大日本帝国海軍の戦艦「大和」さえ凌駕する世界最大の戦艦「ミズーリ」。1991年の湾岸戦争にも参戦した。映画「バトルシップ」ではその40.6cm砲でエイリアンの宇宙船を粉砕(関 賢太郎撮影)。
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ミリタリー 関 賢太郎(航空軍事評論家) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161202_pearl_01.jpg
<![CDATA[クルマの「きれい」、どう保つ? コツは「ディーラーの営業担当」にアリ]]> https://trafficnews.jp/?p=60862 2016-12-03T13:17:12+0000 2016-12-03T22:00:56+0000 どんなに気をつけて洗車していても、見えない傷がつくなどして、やがてそれが色くすみの原因になる場合があります。であれば、なるべくきれいな状態をキープしたいもの。ディーラーの営業担当者が実践していることに、そのヒントがあるようです。

クルマの「きれい」を保つコツ、ディーラーの営業担当に注目

 クルマをきれいに保つために「しっかり洗車」と思っても、それが傷やくすみの原因になることがあります。ゴシゴシ洗わずすむように、愛車はなるべく汚さず、きれいな状態でキープしたいものです。

洗車の頻度を下げるためにも、なるべく「きれい」な状態はキープしたいもの(写真出典:oleandra/123RF)。

 クルマの美観に関するメンテナンスを行っている千葉ガレージ(東京都杉並区)の千葉邦彦さんは、「ディーラーの営業担当をお手本にするといいですよ」といいます。

 ディーラーの営業担当は、新車の納車時や、車検で預かっていたクルマを返却する際、できるだけきれいな状態で顧客の元に届けなければなりません。確かに、そこには何らかのノウハウがありそうです。では彼らは、どんなことに気を付けて運転しているのでしょうか。

 もちろん、まずは安全第一、事故厳禁が鉄則です。そのために、なるべく狭い道、見通しの悪い道は通らないそうです。そのことが、「実はクルマを汚さないことにもつながる」と千葉さんはいいます。

ルート選定から「きれい」キープは始まっている?

 クルマを走らせるルートについて、千葉さんは続けます。

「道路は構造上、路肩側、つまり運転席から向かって左へ水がはけるようになっている場合が多いです。雨水とともに流れたゴミやほこりがたまっているところを走れば、はね上がりでクルマは汚れてしまいます。1.5車線しかないような道で対向車とすれ違う際には、どうしても路肩に寄ることになるので、そうした狭い道は避けて運転する、というわけです」(千葉ガレージ 千葉さん)

 確かに、雨の日には水たまりもあるでしょうし、街路樹のある道なら落ち葉や小枝、土ぼこりなどが吹き溜まって、なおさら汚れそうです。ふだんの運転のなかでルートを好きに選べるような場面は少ないかもしれませんが、覚えておいて損はなさそうです。

 また、運転の仕方も大切だそうです。ブレーキダストでホイールを汚さないように、不要な急ブレーキ、急発進はしないのが大切。これは、クルマのコンディションをよい状態で保つためにも重要なことです。安全運転が、結果的にはクルマに負荷をかけず、さらに汚れ回避にもなる、というわけです。

「乗らない」という選択肢は…?

 いくら「きれい」のキープを心掛けていても、いずれは洗車をしないわけにはいかないでしょう。そのクルマに合った洗車の仕方は、これもやはり「ディーラーの営業担当が一番よく知っている」と千葉さんはいいます。試乗車や車検で預かったクルマを1日に何台も洗うのですから、当然といえば当然です。

 洗車の際、クルマによって気を付けるべきポイントはさまざまなので、購入したときなどに、「どんなところが汚れやすいか」「見落としがちなのはどこか」「見栄えよく洗い上げるコツ」といったことを、直接ディーラーの担当者に聞いておくのもいいでしょう。

 本末転倒気味ですが、「クルマはきれいにしておきたい、でも洗車は面倒、だからあまり乗らない」などという人もいるかもしれません。しかしこれは、実はクルマにとってあまりよいことではありません。「エンジンをかけ車両の各部に熱が行き届いて抜ける」という、普通に運転しているぶんにはなんら意識せずとも繰り返していることにより、クルマは良いコンディションを保つことができるからです。

 家も、人が住んでいるあいだはきれいですが、空き家になった途端ガクッと痛むものです。大切なクルマなら安全運転を心掛け、こまめに乗って、走るルートも吟味して、そして適度に洗車。これにまさる「きれい」キープはないようです。

【写真】究極の選択? ガラスコーティング

クルマのガラスコーティングは、傷や汚れに強くツヤも比較的長持ちするが、施工に時間が掛かったり、業者へ依頼すると高価だったりと、一長一短(写真出典:bhakpong/123RF)。
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特集ニュース 大西紀江(ライター/編集者) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161202_kirei_01.jpg
<![CDATA[「合わない軽油」命取りに? ディーゼル車、冬のドライブは要注意]]> https://trafficnews.jp/?p=60352 2016-12-03T06:42:13+0000 2016-12-03T06:42:00+0000 ディーゼル車の燃料である軽油には、実は複数の種類が存在。地域や季節により、スタンドで扱う軽油は異なります。それぞれの地域、季節で「適切な軽油」があるためです。「不適切な軽油」を使うと、エンジン停止の可能性もあるといいます。

その地域で給油をしておかないと…

 ディーゼル車の燃料である軽油は、北海道から沖縄まで日本各地で入手できますが、地域や季節によって実は内容が違っています。「合わない軽油」を使うと命取りになる可能性もゼロではないため、注意が必要です。

セルフ式スタンドでは、全国的に軽油は「緑」のノズルと決まっているが、その軽油は地域や季節で異なっている(写真出典:photolibrary)。

 石油の業界団体である石油連盟は、「寒冷地域に入ったら、極力、現地で販売されている軽油を給油すべきです」と話します。

「冬場の関東で入れた軽油で北海道へスキーに行き、1泊したのちクルマのエンジンをかけてみると、かからなかったり、始動しても途中で停止したりすることがあります」(石油連盟)

 軽油には5種類があり、おもな違いは、その流動性が保たれる最低温度「流動点」。流動性が確保されなくなると、油のワックス成分が固まってきて、目詰まりしやすくなります。そのため、流動点が高い順から「特1号」「1号」「2号」「3号」「特3号」という5種類の軽油がJIS規格で定められており、「特1号」は流動点が摂氏5度で、「特3号」は摂氏-30度。使用のガイドラインによると、温暖な沖縄では年間を通じて「特1号」ですが、関東では夏(6~9月)が「特1号」、冬(12~3月)が「2号」、それ以外の時期が「1号」です。

「『3号』『特3号』が寒冷地用の軽油です。『3号』は中部の山岳部や東北以北の冬に、『特3号』は道南を除く北海道の1~3月にのみ適用されています」(石油連盟)

 関東の冬に販売されている「2号」の流動点は摂氏-7.5度ですが、これでも、寒冷地では問題になることがあるのです。ましてや、沖縄で販売されている氷点下を想定していない「特1号」を真冬の北海道で使うことは、難しいといえます。

寒冷地の軽油で暖かい地域を走っても、問題が

 では、冬の北海道で入れた軽油で、暖かい地域を走るとどうなるのでしょうか。

「軽油の種類の違いは、着火性能にもあります。寒冷地の軽油は低い温度でも着火しやすくつくられているので、気温の高いところで使うと、不必要に揮発して、環境に悪影響を与えます」(石油連盟)

 また地域のほか、季節によっても異なる軽油の種類。「季節の変わり目」になると、販売店は使用のガイドラインへ従って、一斉に軽油の種類を入れ替えるのでしょうか。

「ガイドラインはあくまで目安なので、厳密に何月何日から一斉に種類を替えるということはありません。在庫の状況と、供給する側との調整で入れ替わっていきます。異なる種類を混ぜてはいけないことはないので、入れ替えの時期は性能が段階的に変わっていくのが実情でしょう」(石油連盟)

 普段は気づかないかもしれませんが、販売店でその地域の気候に合った軽油を提供しているからこそ、安心なドライブができるのです。

【図表】5種類ある軽油、どこが違うのか?

JIS規格による軽油の要求品質。引火点や流動点などに違いがある(乗りものニュース編集部作成)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/11/161012_keiyu_01.jpg
<![CDATA[きょう東海道・山陽新幹線の「頭脳」大阪に 年に一度、その背景は]]> https://trafficnews.jp/?p=60846 2016-12-03T04:11:42+0000 2016-12-03T03:52:28+0000 例年、東海道・山陽新幹線の列車が大阪の指令所から制御されることが、1日だけあります。そう聞くと珍しいことに思えますが、その現場では意識が異なるようです。

「新幹線の頭脳」、きょうは大阪に

 きょう2016年12月3日(土)、東海道・山陽新幹線は、始発から通常通り運行されていますが、普段とは大きく異なる点があります。この日に限って、列車の運行が大阪から制御されているのです。

 普段、東海道・山陽新幹線の運行制御は、東京にある「新幹線総合指令所」から行われており、山陽新幹線と直通運転している九州新幹線についても、東京の「新幹線総合指令所」とJR九州「博多総合指令センター」の連携で、運行が制御されています。

大阪の「東海道・山陽新幹線第2総合指令所」。壁面の「総合表示板」には駅名や運行状況などが表示されている(2016年12月3日、恵 知仁撮影)。

 しかし年に1日、東京の指令所にかわって大阪の「東海道・山陽新幹線第2総合指令所」から列車の運行が制御される日があり、それが今年2016年はきょう、12月3日(土)なのです。JR東海とJR西日本、JR九州の担当者が、大阪から列車の運行状況を見つめます。

 こうした列車の指令所は運行状況の監視、管理のほか、車内で急病人発生といった非常事態が起きた場合、乗務員や駅と連絡を取り合って列車を通過駅へ臨時停車させるなどの手配を実施。いわば「新幹線の頭脳」といえる存在です。

年に1日でも、電源は常時「ON」

 年に1日しか使われない、大阪の「東海道・山陽新幹線第2総合指令所」。それが設けられた理由は、東京にある「新幹線総合指令所」のバックアップです。万が一、地震などで東京の指令所が使えなくなった場合でも新幹線の運行を確保するため、1999(平成11)年から大阪でも指令所の運用が開始されました。そのきっかけは、1995(平成7)年に発生した阪神・淡路大震災で危機管理の重要性を改めて認識したことといいます。

「輸送(列車)指令」「輸送(旅客)指令」「電力指令」といった「指令」が、指令所で新幹線の運行を制御する(2016年12月3日、恵 知仁撮影)。

 この大阪の指令所は「有事の備え」であるため、普段、ここから列車の制御は行われません。しかし年に1日だけ始発から最終まで、そこからの列車制御が実施されており、2016年はきょう12月3日(土)がその日。台風の影響を受けた2004(平成16)年を除いて行われ、今年で17回目になります。

 ただ大阪の指令所は「有事の備え」であるため、何事もなくとも常に電源が入った「待機状態」になっているほか、訓練にも使用されるとのこと。また、“本来の目的”で大阪の指令所が使われたことは、これまでないそうです。

「年に一度」は、珍しいことでも、変わったことでもない?

 年に1日だけである、大阪からの新幹線制御。珍しいことですが、JRの担当者から出てくるのは逆の言葉でした。

「通常と違ったことは行っておりません。安全、安定輸送のため、普段通りやっております」(JR東海 新幹線鉄道事業本部 輸送指令長 北村清文さん)

 JR西日本、JR九州の指令長も同様に、年に一度である大阪からの列車制御について「普段通り」「変わりなく」と話します。「鉄道」というインフラの使命は、安全に、変わりなく走っていることであり、場所が違っても、いかに「普段通り」であるかが重要なわけです。指令所の設備は東京も大阪も、ほぼ同等に造られているといいます。

 きょう12月3日(土)は、合計180人の指令員が、473本におよぶ東海道・山陽新幹線の営業列車を大阪から制御する予定です。

【写真】東京から鹿児島まで見渡せる指令所

「東海道・山陽新幹線第2総合指令所」の壁面には大きな表示板が設置されており(写真奥)、東京駅から鹿児島中央駅までの運行状況を確認できる(2016年12月3日、恵 知仁撮影)。
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特集ニュース 恵 知仁(鉄道ライター) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161203_shirei_01.jpg
<![CDATA[中露機、なぜ飛んでくる? 急増する領空接近機、空自スクランブルは過去最高ペース]]> https://trafficnews.jp/?p=60835 2016-12-03T05:10:13+0000 2016-12-03T01:00:50+0000 航空自衛隊による、中国機やロシア機に対するスクランブルが急増している昨今ですが、そもそも、なぜ中露機はわざわざ日本まで飛んでくるのでしょうか。そこには、「政治的圧力」以外の目的がありました。

急増するスクランブル、2016年度は過去最多ペース

 2016年11月25日(金)、防衛省は中国軍航空機が沖縄本島~宮古島間の上空を通過したことにともない、「対領空侵犯措置」として戦闘機にスクランブル発進させたことを明らかにしました。

2016年11月25日、沖縄本島と宮古島のあいだを通過した中国のH-6K爆撃機(写真出典:防衛省)。

 同日午前中、太平洋上の台湾東側から南西諸島沿いに、中国軍のH-6K爆撃機2機、Tu-154M情報収集機、Y-8CB情報収集機が北上し、沖縄本島~宮古島間の公海上空を東シナ海へと通過。同時にSu-30MK2とみられる戦闘機2機が、東シナ海から沖縄本島~宮古島間を通過し、太平洋上へ出たのちにH-6Kなどと合流して、再び東シナ海へ戻ったものと防衛省は発表しています。このとき、日本の領空内への侵入、すなわち「領空侵犯」はなかったとのことです。

 航空自衛隊は、日本の「防空識別圏」と呼ばれる空域に、事前の飛行計画なしで進入した航空機を発見し領空侵犯のおそれがあると判断した場合、戦闘機を緊急発進させ、自衛隊法84条により必要な措置を講じることができます。これがいわゆる「対領空侵犯措置」です。

 そして近年、航空自衛隊では「領空侵犯措置」によるスクランブル発進が急増しており、2014年度には冷戦中の最多記録に匹敵する943回にも及びました。これらはほぼすべて、中国機ならびにロシア機を対象にしたものです。2004(平成16)年にはわずか141回だったスクランブル発進。なぜ近年になって急増しているのでしょうか。

中露機の、そもそもの目的は?

 そもそも中国機やロシア機は、何を目的に日本の防空識別圏へ進入してくるのでしょうか。理由はいくつか考えられます。

 まず政治的な目的です。2016年6月、東シナ海において中国軍戦闘機(恐らくSu-30MK2とみられる)が防空識別圏へ進入し、航空自衛隊のF-15Jと格闘戦へ入りかねない状態になったことが報道されました。また2012年には中国国家海洋局の小型機Y-12が、尖閣諸島付近で領空侵犯する事件も発生しています。これらは日本に対する圧力を狙ったものだといえます。

2016年11月25日、沖縄本島と宮古島のあいだを通過した中国のTu-154M情報収集機。自衛隊に対する「信号諜報」をしているという(写真出典:防衛省)。

 ただ戦闘機や小型機に対してスクランブルすることは、実はあまり多くなく、爆撃機か情報収集機がその大多数を占めます。

 爆撃機は訓練目的の場合が多く、先の11月25日における太平洋上でのH-6Kの飛行も、射程2500kmのK/AKD-20らしき巡航ミサイルを搭載しており、グァムを標的にした訓練を実施したのではないかと筆者(関 賢太郎:航空軍事評論家)は推測します。またK/AKD-20を搭載している姿をあえて航空自衛隊に見せることで、対米圧力を狙った政治的理由も兼ねていることが考えられます。

 情報収集機の目的は、有事のための備えです。現代戦は「電波の戦い」であり、レーダーや通信ネットワークなどを活用し、同時に相手の電波を妨害する必要があります。情報収集機は、あえて航空自衛隊機をスクランブルさせることで自衛隊側にレーダーや通信を使用させ、その電波を受信、解析する「信号諜報(シギント)」を行っているのです。Tu-154MやY-8CBは電波を逆探知するアンテナを多数搭載していることから、機体各部にアンテナをカバーする「こぶ」が多数あります。

中露機の接近、そのほとんどが合法行為?

 こうした中国機やロシア機の飛行は、日本の主権が及ぶ領域である「領空」への侵入さえ行わなければすべて合法です。防空識別圏の境界とは、領空侵犯を未然に防ぐために独自に設定された、国際法上なんの法的根拠もない単なる「線」にすぎません。したがって、たとえ防空識別圏の内側といえど、公海上空はどの国の主権も及ばない領域ですから、他国機の飛行を妨げることはできません。

 また逆に、自衛隊もYS-11EB、EP-3などの情報収集機を保有しており、他国へ接近する信号諜報を実施しているとみられます。実際、過去には北朝鮮によって「日本の情報収集機が領空を0.001mmでも侵犯した場合は撃墜する」という声明が出されたことがありました。

2016年11月25日、沖縄本島と宮古島のあいだを通過した中国のY-8CB情報収集機。機体各部にアンテナカバーが見える(写真出典:防衛省)。

 近年のスクランブル発進の急増は、中国の著しい軍拡や、かつて低迷していたロシア軍の復興によって、東アジア情勢が緊迫化しつつある証左といえるでしょう。今後もスクランブル発進の回数は高い水準を維持し続けると推測されます。

 戦闘機の飛行時間は有限であり、無制限に飛ばすことはできません。その限られた中で訓練のための飛行時間も確保しなくてはならず、航空自衛隊、ひいては日本の防衛にとって、当分は厳しい状況が続くことになるでしょう。

【画像】2016年11月25日の中国機飛行経路

防衛省が発表した、2016年11月25日における中国機の行動概要。日本が防空識別圏に設定する、沖縄本島と宮古島のあいだの公海上を通過している(画像出典:防衛省)。
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ミリタリー 関 賢太郎(航空軍事評論家) ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161202_chru_03.jpg
<![CDATA[となりの駅まで徒歩1分以内 近すぎる2駅、なぜ存在?]]> https://trafficnews.jp/?p=60818 2016-12-02T12:53:53+0000 2016-12-02T22:00:07+0000 駅どうしの間隔が長い路線、短い路線がありますが、日本一短い駅間は、歩いてもあっと言う間に着いてしまう距離。そんな短い駅間がなぜ誕生したのでしょうか。

となり駅はすぐそこ

 駅間距離は路線によってさまざま。都市部では駅の数が多く、たとえばJR山手線では0.5~2.2kmごとに駅があります。路面電車ではもっとこまめに駅(停留場)が設けられており、たとえば東京都内を走る都電荒川線では0.2~0.6kmごとです。

 高知県内を走る路面電車のとさでん交通後免線には、日本一短い駅(停留場)間が存在します。それは高知市内の一条橋~清和学園前間です。とさでん交通によると、その距離はわずか63m。となりの停留場が目ではっきりと確認できるほどです。「80m=徒歩1分」とする不動産業界の基準に従うと、1分以内でとなりの駅まで歩けてしまうことになります。

とさでん交通後免線の一条橋停留場から後免行き電車を撮影した写真。左奥のひさしが出た部分が清和学園前停留場(写真出典:photolibrary)。

 なぜこんなに短い間隔で停留場があるのでしょうか。とさでん交通によると、清和学園前停留場は1985(昭和60)年、清和女子中学・高等学校が現在地へ移転してきた際に開設されました。そのとき、明治時代からあった一条橋停留場は、地元住民の要望もあり廃止しなかったため、ふたつの停留場が非常に短い間隔で並ぶことになったのだといいます。

 ちなみに路面電車を除く普通鉄道では、松浦鉄道の中佐世保~佐世保中央間(長崎県佐世保市)と、筑豊電気鉄道の黒崎駅前~西黒崎間(北九州市八幡西区)が、ともにもっとも短く、その距離は0.2kmです。

【地図】ほかと比べても明らかに間隔が短い一条橋~清和学園前間

一条橋~清和学園前間は、前後の停留場と比べても明らかに間隔が短い(国土地理院の地図をもとに作成)。
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特集ニュース 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161202_ekikansaitan_01.jpg
<![CDATA[登戸駅に改札口新設へ 複々線完成を見据え整備 小田急]]> https://trafficnews.jp/?p=60803 2016-12-02T07:53:12+0000 2016-12-02T07:53:12+0000 小田急線の登戸駅に改札口が新設されます。JR南武線への乗り換え経路として利用できるよう、小田急電鉄は地元の川崎市と協議を進めています。

2017年1月に着工

 小田急電鉄は2016年12月2日(金)、登戸駅(川崎市多摩区)に改札口を新設すると発表しました。

小田急線登戸駅の新しい改札口は新宿寄りに設置される(画像出典:小田急電鉄)。

 駅の混雑緩和を目的に新設するもので、2017年1月に着工し2018年3月から使用が開始される見込みです。

 新しい改札口は新宿寄りに降車専用として開設。JR南武線への乗り換え経路として利用できるよう、小田急電鉄は地元の川崎市と協議を進めているとしています。

 現在、小田急線では線路を2本から4本に増やす複々線化事業が進められています。2018年3月に完成する複々線の輸送力増強効果をさらに高めるため、登戸駅でも構内の線路を4本にする工事が進行中。改札口の新設はこの整備にあわせて行われるものです。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161202_odakyunoborito_01.jpg
<![CDATA[「石原さとみ」の24時間券、第3弾は12月17日発売 東京メトロ]]> https://trafficnews.jp/?p=60797 2016-12-02T07:04:35+0000 2016-12-02T07:04:35+0000 石原さとみさんが登場する東京メトロのオリジナル24時間券、その第3弾が2016年12月17日に発売されます。今回の発売分は南北線の王子~西ケ原~赤羽岩淵エリアを紹介した3種類です。

「王子~西ケ原~赤羽岩淵」エリアの3種類

 東京メトロは2016年12月1日(木)、石原さとみさんを起用した「Find my Tokyo.」キャンペーンポスターと同デザインのオリジナル24時間券3種類を、専用台紙付きのセットで12月17日(土)から12月31日(土)まで発売すると発表しました。

2016年10月のポスター「王子」編と同デザインの24時間券(画像はイメージ。出典:東京メトロ)。

「Find my Tokyo.」は、東京メトロ沿線の特定エリアを取り上げ、石原さんがその魅力を伝えるキャンペーンです。2016年10月は「王子」、11月は「西ケ原」、12月は「赤羽岩淵」と、南北線の沿線が紹介されています。

 今回発売される24時間券は、その3か月分のポスターデザインを使った3種類です。概要は次のとおり。

・発売金額
1800円(税込)

・発売数量
3000セット(ひとり一度につき5セットまでの販売)

・発売箇所
南北線・赤羽岩淵駅改札付近 特設ブース(改札外)

・販売時間
午前10時から20時まで

・有効期限と有効時間
2017年6月30日(金)までの1日における使用開始から24時間(1枚あたり)

「王子~西ケ原~赤羽岩淵」にあわせた専用台紙のイメージ(画像出典:東京メトロ)。

 なお、このオリジナル24時間券の販売は3枚1セットのみで、1枚単位の販売はされません。また、売り切れ次第、販売は終了です。

 東京メトロによると、石原さとみさんが同様に登場する24時間券の2016年4~6月分と7~9月分は、いずれも完売したといいます。

【画像】「西ケ原」「赤羽岩淵」編の24時間券

上が「西ケ原」、下が「赤羽岩淵」編の24時間券のイメージ。「王子」編と3枚セットで販売される(画像出典:東京メトロ)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161202_metroishiharasatomi_01.jpg
<![CDATA[「Suica」、新たに11駅で利用可能に 10駅ではサービス拡大 JR東日本]]> https://trafficnews.jp/?p=60792 2016-12-02T05:51:17+0000 2016-12-02T05:51:17+0000 2017年4月1日から、JR中央本線と篠ノ井線の11駅で新たに「Suica」が利用できるようになります。また、別の10駅では「Suica」で利用できるサービスが拡大されます。

2017年4月1日から

 JR東日本は2016年12月2日(金)、電子マネー「Suica」を利用できる駅を増やすと発表しました。

 2017年4月1日(土)初電から、新たに以下11駅で「Suica」が利用できるようになります。乗車のほか、「Suica」「Suica定期券」の発売や払い戻し、再発行も可能です。

●首都圏エリア
・中央本線:新府、穴山、日野春、信濃境、すずらんの里、青柳、みどり湖
・篠ノ井線:広丘、村井、平田、南松本

2017年4月1日から新たに「Suica」が利用できるようになる駅とサービスを拡大する駅(画像出典:JR東日本)。

 また現在、「タッチ&ゴー」による乗車サービスに対応している以下10駅でも、2017年4月1日(土)から新たに「Suica」「Suica定期券」の発売や払い戻し、再発行など「Suica」に関するすべてのサービスが利用できるようになる予定です。

●首都圏エリア
・中央本線、篠ノ井線:長坂、小淵沢、富士見、茅野、上諏訪、下諏訪、岡谷、塩尻、松本

●新潟エリア
・信越本線、上越線:宮内

 JR東日本は「ますます便利になるSuicaをぜひご利用ください」としています。

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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161202_jresuica_01.jpg
<![CDATA[銚子電鉄がファンクラブ設立 年会費を5つのプロジェクトに充当]]> https://trafficnews.jp/?p=60788 2016-12-02T02:46:24+0000 2016-12-02T02:46:24+0000 銚子電鉄が会員制の組織「銚電倶楽部」を設立。年会費は各種プロジェクトの実施資金に充当されるほか、口数に応じてさまざまな特典が受けられます。

年会費は、自身が選んだプロジェクトの実施資金に

 銚子電鉄(千葉県銚子市)は2016年12月1日(木)、同社を応援する会員制の組織「銚電倶楽部」を設立しました。会員になると特典が受けられるほか、その年会費が銚子電鉄を盛り上げる各種プロジェクトに充てられます。

銚子電鉄を2015年まで走った「デハ1002」。営団地下鉄(現・東京メトロ)からの譲渡車両(写真出典:photolibrary)。

 入会受付は同社のウェブサイトで実施。会員は申し込み時に以下5つから応援したいプロジェクトを選びます。1口1800円の年会費は各プロジェクトに「銚電倶楽部ファンド」として全額積み立てられ、随時、プロジェクトの実施に使われます。

・沿線に花を植えるプロジェクト
・お化け屋敷電車のパワーアッププロジェクト
・駅舎修繕プロジェクト
・車両のボックスシート導入プロジェクト
・デキ3を走らせるプロジェクト

 入会すると会員証がもらえるほか、偶数月5日など特定日の無料乗車、銚子電鉄社長が直接目を通すイベントの企画提案権などの特典が。また、会員口数に応じ、オリジナルバージョンの1日乗車券「弧廻手形」(1口)、ヘッドマーク広告掲載権(50口)、デキ3形電気機関車のオリジナル写真彫刻ガラスプレート(100口)などもプレゼントされます。

【写真】銚子電鉄の「名物」

銚子電鉄が製造、販売する「銚電のぬれ煎餅(せんべい)」は同社増収策の一端を担う(写真出典:銚子電鉄)。
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<![CDATA[3本線が乗り入れる十三駅にホームドア設置へ 阪急初]]> https://trafficnews.jp/?p=60782 2016-12-02T01:55:05+0000 2016-12-02T01:55:05+0000 阪急電鉄が初めて十三駅にホームドアを整備します。設置箇所はカーブしているみっつのホームです。

3ホームに整備

 阪急電鉄は2016年12月1日(木)、駅ホームからの転落事故対策の一環として、十三(じゅうそう)駅(大阪市淀川区)にホームドアを設置すると発表しました。同社がホームドアを整備するのは初めてです。

十三駅に設置されるホームドアのイメージ(画像出典:阪急電鉄)。

 設置されるホームは6つのうち、カーブしている宝塚本線のふたつと、京都本線・河原町方面の計3ホーム。完成は2019年春ごろまでを予定しています。

 十三駅は平日1日あたりの乗降客数が、阪急電鉄のなかで5番目に多いおよそ7万4600人(2015年平均)。神戸本線、宝塚本線、京都本線の3本線が分岐する駅であり、すべての営業列車が停車します。

【画像】十三駅におけるホームドアの設置箇所

ホームドアは十三駅の3~5号線ホームに設置される計画(画像出典:阪急電鉄)。
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<![CDATA[電車に乗るとキャラが出世する「のっチャレ」、2017年1月開始 西鉄]]> https://trafficnews.jp/?p=60775 2016-12-01T12:47:07+0000 2016-12-01T22:00:49+0000 西日本鉄道が2017年1月1日から、ICカード「nimoca」を利用してキャラクターを出世させていくサービス「のっチャレ」を始めます。月ごとのポイント数に応じて新入社員からランクアップ。副駅長や駅長になると、賞品が当たるキャンペーンに応募可能です。

「nimoca定期券」も対象

 福岡県に路線網を持つ西日本鉄道は2016年12月1日(木)、交通系ICカード「nimoca」で列車に乗ってポイントをため、キャラクターを出世させていくサービス「のっチャレ」を始めると発表しました。

 12月31日(土)まで先行登録を受け付け、2017年1月1日(日・祝)からサービスが本格的に始まります。「のっチャレ」のウェブサイトで登録した「nimoca」を利用して西鉄電車に乗ると「のっチャレポイント」が加算されていくというもので、「nimoca」で運賃を支払うごとに5ポイント、「nimoca定期券」の利用ごとに2ポイントが自動的にたまっていきます。ただし、月が変わると0ポイントに戻ります。

キャラクターは新入社員からスタートし、月ごとのポイント数に応じてひとつずつランクアップしていく(画像出典:西日本鉄道)。

 キャラクターは、最初は新入社員ですが、月ごとのポイント数に応じて駅員見習い、駅員、助役、副駅長とランクアップしていき、最後は駅長に。副駅長や駅長になると、賞品が当たるキャンペーンに応募できるようになるといいます。

 西日本鉄道は「この機会にぜひ『のっチャレ』サービスにご登録いただき、キャラクターのランクアップを楽しみながら西鉄電車をご利用ください」としています。

【画像】キャラクターは女の子2種、男の子2種、電車の計5種

キャラクターは女の子2種、男の子2種、電車1種から選べる(画像出典:西日本鉄道)。
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<![CDATA[駅ナンバリング、埼玉高速鉄道線も導入 数字は「19」から]]> https://trafficnews.jp/?p=60766 2016-12-01T11:52:09+0000 2016-12-01T21:30:52+0000 2020年の東京オリンピックを見据え、埼玉高速鉄道が駅ナンバリングを導入します。路線記号は「SR」、番号は「19」から「26」までが各駅に振られます。

駅案内サインも他言語化を推進

 埼玉高速鉄道は2016年11月28日(月)、駅ナンバリングを導入すると発表しました。

 2020年の東京オリンピックを見据え、訪日外国人をはじめとするすべての人にわかりやすく利用してもらうためとしており、駅ナンバリング導入のほか、案内サインの多言語化も実施されます。

埼玉高速鉄道が全駅に導入する駅ナンバリング(画像出典:埼玉高速鉄道)。

 駅ナンバリングは路線記号と番号とで構成。路線記号は埼玉高速鉄道を表す「SR」、番号は直通運転している東京メトロ南北線からの続き番号「19」~「26」とされます。全駅で2016年度から導入が順次進められます。

 駅案内サインは現在の日本語と英語に加え、新たに中国語(簡体字)と韓国語が追加されます。対象は浦和美園駅(さいたま市)と東川口駅(埼玉県川口市)。実施時期は2016年度中です。

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<![CDATA[銀座線の車内で無料Wi-Fiサービス開始 日比谷線、丸ノ内線の新型車両でも導入予定]]> https://trafficnews.jp/?p=60770 2016-12-01T12:09:49+0000 2016-12-01T21:00:36+0000 東京メトロが銀座線の車内で無料Wi-Fiを開始。順次導入を進めていくほか、日比谷線、丸ノ内線でも新型車両の登場にあわせてサービス開始が予定されています。

日比谷線は2016年度、丸ノ内線は2018年度の新車から

 東京メトロは2016年12月1日(木)、銀座線を走る1000系電車の1編成で、車内における無料Wi-Fiサービスを開始しました。2016年中に5編成、2020年度までに全40編成への導入完了を目指し、導入を順次進めていきます。

車内Wi-Fiサービスが開始される銀座線の1000系電車(写真出典:photolibrary)。

 東京メトロではすでに駅構内で無料Wi-Fiサービスを提供していますが、訪日外国人数の増加を踏まえ、車内でのさらなるサービス向上を図るため、上野や浅草など沿線に観光名所が多い銀座線から、車内での無料Wi-Fiサービス導入に向け準備を進めてきたといいます。

 提供されるWi-Fiサービスは、「Metro_Free_Wi-Fi」「Japan Connected-free Wi-Fi」「TRAVEL JAPAN WI-FI」の3種類。今後、2016年度中に運転開始が予定されている日比谷線の新型車両13000系電車(全44編成。当面は「TRAVEL JAPAN WI-FI」のみ提供予定)、2018年度に丸ノ内線の新型車両(全53編成)にも導入が予定されているほか、他路線でも準備中だそうです。

 東京メトロは、「東京圏の鉄道ネットワークの中核を担う交通事業者として、一層の利便性向上を図ることで訪日外国人のお客様のさらなるご期待にお応えします」としています。

【画像】導入車両に掲示される車内ステッカーのイメージ

上が「Metro_Free_Wi-Fi」「Japan Connected-free Wi-Fi」、下が「TRAVEL JAPAN WI-FI」の車内ステッカーイメージ(画像出典:東京メトロ)。
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<![CDATA[函館本線の「山線」を走る特急「ニセコ」、2017年1月に運転 新幹線に接続]]> https://trafficnews.jp/?p=60752 2016-12-01T09:07:28+0000 2016-12-01T09:07:28+0000 ふだんは特急が走らない函館本線の小樽~ニセコ~長万部間、いわゆる「山線」に、2017年1月の期間限定で特急が走ります。

新函館北斗駅で新幹線「はやぶさ」と接続

 JR北海道は2016年12月1日(木)、札幌~函館間を倶知安、ニセコ経由で結ぶ特急「ニセコ」を2017年1月19日(木)から31日(火)までの13日間運転すると発表しました。

札幌~函館間を倶知安、ニセコ経由で結ぶ特急「ニセコ」のイメージ(写真出典:JR北海道)。

 上りは札幌発7時57分、函館着13時15分。下りは函館発13時56分、札幌着19時27分です。途中、手稲、小樽築港、小樽、余市、倶知安、ニセコ、昆布、黒松内、長万部、森、鹿部(上りのみ)、新函館北斗に停車します。新函館北斗駅では東京発着の北海道新幹線「はやぶさ」に接続します。

 この列車と新幹線を乗り継ぐと、ニセコと東京のあいだを乗り換え1回で同日中に移動できます。また、札幌~函館間の特急は通常、「海線」とも呼ばれる苫小牧、長万部を経由するルートで運転されますが、倶知安、ニセコ経由の「山線」ルートを走るこの列車は、小樽~函館間を札幌経由と変わらない所要時間で移動できるといいます。

 列車は指定席2両、自由席1両の特急形ディーゼルカー3両編成です。

 JR北海道は、「特急ニセコで冬の羊蹄山やニセコアンヌプリの風景を楽しみながら、通常は特急列車が走らない函館本線『山線』(小樽~ニセコ~長万部)の旅をお楽しみください」としています。

【写真】地元特産品の車内販売も

上下列車とも倶知安~ニセコ間で、飲むヨーグルトなど地元特産品の車内販売が行われる(写真はイメージ。出典:JR北海道)。
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新着情報 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161201_tokkyuniseko_01.jpg
<![CDATA[ドミノ・ピザ、トナカイ断念 降雪時のデリバリー起用計画を見送り 理由は「制御困難」]]> https://trafficnews.jp/?p=60758 2016-12-01T07:54:35+0000 2016-12-01T07:54:34+0000 ドミノ・ピザ ジャパンは2016年12月1日(木)、かねてより発表していた、降雪時のトナカイによるデリバリー計画を見送ると発表しました。「制御困難」が理由といいます。

犬の鳴き声に反応したり、道路のない場所を進んだり…

 ドミノ・ピザ ジャパン(東京都千代田区)は2016年12月1日(木)、トナカイによるピザデリバリーの計画を見送ると発表しました。トナカイの制御が難しく、「確実性・安全性における当社基準を満たせない」ためといいます。

 またあわせて同社は、Webサービス「GPS DRIVER TRACKER」の表示アイコンをクリスマスまでトナカイ仕様に変更すること、また、デリバリー用バイクをトナカイ仕様にラッピングした「トナ改バイク」を一部店舗に導入することを明らかにしました。

デリバリー用バイクのトナカイ仕様「トナ改」。数量限定、期間限定で2016年12月1日より導入される(写真提供:ドミノ・ピザ ジャパン)。

 ドミノ・ピザ ジャパンの降雪デリバリー対策室によれば、かねてより「ドミノ・ピザ デリバリー総合研究センター」(北海道石狩市)にて飼育員によるトナカイのデリバリートレーニングを実施していたものの、「道路がない場所を進んでしまったり、家の前で止まらずに通過してしまったり」することが発覚。また、トナカイが犬の鳴き声に驚いて急に暴走するなど、アクシデントは枚挙にいとまがなかったといい、「これらのことからお客様や地域の皆様のご迷惑になってしまうため、大変不本意ながらトナカイデリバリーを今冬は見送るという判断に至りました」とのこと。

 ドミノ・ピザ ジャパンは「多くの皆様からご声援をいただいているなかでの苦渋の判断」としつつ、「今後も夢のあるデリバリー手段を追求してまいります」としています。

【写真】トナカイ制御不能

「ドミノ・ピザ デリバリー総合研究センター」にて、訓練中のトナカイ。アクシデントは枚挙にいとまがなかったという(写真出典:ドミノ・ピザ ジャパン)。
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そのほか 乗りものニュース編集部 ja https://trafficnews.jp/assets/2016/12/161201_domino_01.jpg