ミリタリーの記事一覧
-
隠れ重巡、のちに航空巡洋艦へ 1934.3.14「最上」進水 没後75年に海底で発見
旧日本海軍の重巡洋艦「最上」が1934年の今日、進水しました。ただし対外的には「軽巡洋艦」。決して大きくない船体には、主砲などがいくつも搭載されました。後に航空巡洋艦となりますが、不運に見舞われた艦でもありました。
-
ウクライナがNATOに要請する「飛行禁止区域の設定」の意味は? なぜそれが必要なのか
ロシアからの侵攻を受けるウクライナがNATOに対し要請する「飛行禁止区域の設定」について解説します。文字どおりの意味でとらえると少々、読み違えるかもしれません。実現すれば戦争の趨勢を決定づけかねないものです。
-
旅客機500機「借りパク」へ! 経済制裁受けロシアがリース機返還拒否…どうするの?
ロシアに対する経済制裁が発動するなか、同国航空会社の旅客機が外国のリース会社へ返還されない見込みとなりました。その数およそ500機、推定価格は1兆円超と前代未聞の「借りパク」問題、発生経緯と今後の展望をみていきます。
-
ウクライナの守護天使「聖ジャベリン」のリアル 対戦車ミサイルでの戦いかたとは?
対戦車ミサイル「ジャベリン」が、ウクライナの守護天使として信仰を集めています。もちろん半ば冗談のネットミームですが、一方で戦場ではかなり頼りになるのも事実。どのような兵器で、どのように運用されるものなのでしょうか。
-
知られざる「日本人初エースパイロット」の足跡 義勇兵バロン滋野フランスの空を守る
日本人初のエースパイロットはWW1期、フランス陸軍に誕生しました。いわゆる義勇兵です。当地で広く知られたその名は、しかし日本の航空史にはあまり見受けられません。偉大なるヒコーキ野郎、バロン滋野こと滋野清武の半生を追います。
-
自慢の重装甲だったはず!? 旧海軍期待の新鋭艦 空母「大鳳」竣工-1944.3.7
旧日本海軍の空母「大鳳」が1944年の今日、竣工しました。飛行甲板や艦底などの防御力を強化した最新鋭艦は、戦局が悪化するなか期待の新星としてデビュー。しかしそのルーキー、一度も性能を発揮せず最期を迎えることになります。
-
「ピーキー過ぎて使いづらい」軍用機5選 使いこなせるのは選ばれし者のみ!
おおよそ兵器というもののは、誰にでも操縦や運用ができるよう作られます。比較的人を選ぶ航空機もしかり。しかし時々、必要に駆られ、ある程度のリスクに目をつぶり、特定の任務特化で扱いの難しい航空機が作られてしまうことがあります。
-
戦闘機なぜ複数機種運用? 米露機に加え仏「ラファール」購入するインドネシアの場合
日本含め、戦闘機は複数機種を同時に運用するというのがスタンダードで、それにはもちろん理由がありますが、インドネシアの場合は事情が異なります。主力機として米露機を運用する同国が仏「ラファール」を購入する背景を紐解きます。
-
姉妹艦なき軽巡洋艦「夕張」進水-1923.3.5 世界を驚かせた技術は後輩艦へ
旧日本海軍の軽巡洋艦「夕張」が1923年の今日、進水しました。「夕張」は船体や機関などは駆逐艦級でしたが、性能は軽巡洋艦として十二分。同型艦は造られませんでしたが、培われた技術は新型艦の開発に受け継がれています。