ミリタリーの記事一覧
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護衛艦「いずも」に初めて戦闘機が発着艦 その時ひるがえった「旗」は何を意味する?
海自護衛艦「いずも」がF-35B戦闘機の発着艦検証作業に臨みました。この時「いずも」のマストには白地に赤四角の旗が掲揚され、海自が公開した動画にもその意味深げなカットがみられます。もちろん、意味深なものでした。
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独仏因縁の食堂車! オリエント急行で知られるワゴン・リ社の「2419号車」が見た歴史
オリエント急行の名は広く知られますが、その運行会社であるワゴン・リ社が製造した車両のひとつ「2419号車」の知名度は、日本ではあまりないかもしれません。「休戦の客車」とも呼ばれる同車両は、歴史の表舞台に2度も登場しました。
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空想メカ現実に? 翼も付替え可能なモジュラー軍用機 ロールスロイスなど協力、優位性は
エンジンはおろか、胴体後部や主翼、コックピットまで「付け替え」が可能なモジュラー構造の軍用機が現実味を帯びてきました。その開発を進めるイギリスのベンチャー企業が、大企業などからの協力を次々と獲得しています。
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日本の「ごうりゅう」プロジェクトとオーストラリア原潜騒動…どうしてこうなった?
フランス潜水艦キャンセル&アメリカ原潜導入発表という大立ち回りを見せたオーストラリア。当然、フランスは激怒している様子ですが、オーストラリアにもそれ相応の事情があるようです。その経緯と背景を紐解きます。
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転換点はひとりのキーパーソン もうコピー兵器とはいえない中国第3世代戦車への歩み
21世紀に入り長年の「コピー兵器」「人海戦術」というイメージを脱しつつある中国軍ですが、この「長年」というのは比喩でもなんでもなく、実に長い年月をかけ歩みを進めてきました。大陸国家の顔たる戦車も、またしかりです。
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フォークト博士の珍奇な飛行機 また彼は如何にして技術1本で日独米を渡り歩いたか
日本とも縁深いリヒャルト・フォークト博士は、左右非対称機など奇抜すぎる航空機開発で広く知られますが、 一方で「正統派」な業績の数々を残しており、現在の旅客機にもその成果を見ることができます。いわゆる天才のお話。
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潜水艦建造キャンセルでフランス怒り心頭! 米英豪とのトラブル 日本は傍観?
アメリカ、イギリス、オーストラリアの新たな軍事協定により、潜水艦の建造計画で「裏切られる」形となったフランスの怒りが収まりません。背景には何があるのでしょうか。また日本は“対岸の火事”として傍観していてよいのでしょうか。
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海外邦人救出 自衛隊はどう臨むの? 装備 システム…輸送機だけじゃないその「備え」
2021年8月、自衛隊はアフガニスタン情勢を受け、邦人輸送のためC-2輸送機など航空機と人員を派遣しました。こうした事態に対処するため自衛隊では、艦艇や車両の備えはもちろん、拠点やシステム構築の訓練などもなされています。
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海上監視どう変わる? 無人機の試験に50億円計上する海自の思惑 引退進む哨戒機
海上保安庁に続き、海上自衛隊でもUAV(無人航空機)の試験運用が行われる見込みです。洋上監視能力の強化が目的と考えられますが、同時に海上自衛隊が抱える複数の課題の解決にもつなげられるのでしょうか。