早くも北陸新幹線効果?東京~福井の移動「北回り」へ変化 ナビタイムジャパンが分析
目的地として検索数が増加した駅1位は?
ナビゲーションアプリの利用状況を分析した結果を発表
ナビタイムジャパンは2024年3月18日、北陸新幹線の延伸開業に伴う目的地検索の変動について、ナビゲーションアプリの利用状況を分析した結果を発表しました。
北陸新幹線は、3月16日に金沢~敦賀間が開業。福井駅や敦賀駅から東京駅まで、乗り換えなしで移動することが可能になりました。
ナビタイムジャパンは、延伸前後で東京~福井間の経路検索を分析した結果、開業後は南回り(米原経由)より、北回り(北陸新幹線経由)の経路が多く表示されることが確認できたと指摘。延伸後に乗り換えの手間がなくなったことが影響しているとしています。
また、目的地として検索された駅は、敦賀駅が8.35倍、福井駅は3.61倍、芦原温泉駅と小松駅は2倍を超える結果だったとのこと。さらに、並行在来線の鯖江駅も2.38倍、小浜駅も2.18倍となり、新幹線沿線だけでなく、福井県内の他エリアへの経済波及効果が期待されると分析しています。
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