【今日は何の日?】路線名と終点、同じ読みでも漢字が違う鉄道が誕生
11月16日、路線名と終点が同じ読みでも漢字が違う鉄道が誕生しました。
1985(昭和60)年の11月16日。明知鉄道が開業しました。特定地方交通線として廃止対象になった国鉄の明知線を引き継ぎ、誕生した第三セクター方式の鉄道会社です。
また同時に、終点の明知駅が明智駅へ改称されました。
同駅は1934(昭和9)年に誕生した当初、所在地が明知町だったため「明知駅」になりますが、明知町は1954(昭和29)年、合併に伴い「明智町」へ改称。駅名と町名がズレた状態になっていたことから、1985年に明知線が明知鉄道として再出発した際、同じ「明智駅」にしたという経緯があります。
ただこれにより、今度は古くからの「明知」を使う鉄道会社名と路線名、「明智」を使う終点とのあいだにズレが生じています。
ちなみに、明智町は「平成の大合併」で岐阜県恵那市の町名になっており、自治体としては消えています。
【了】
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