優先席付近の携帯「混雑時オフ」にルール変更 スマホ普及など受け

JR東海と名鉄、名古屋市交通局、愛知環状鉄道が優先席付近での携帯電話使用ルールを改めます。

ペースメーカーへの影響は「非常に低い」

 JR東海と名鉄、名古屋市交通局、愛知環状鉄道は2015年11月17日(火)、優先席付近における携帯電話の使用マナーを変更すると発表しました。

 これまで「優先席付近では、携帯電話の電源をお切りください」でしたが、それが12月1日(火)以降、「優先席付近では、混雑時には携帯電話の電源をお切りください」になります。

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中京地区などで運用されているJR東海の313系電車(2013年3月、恵 知仁撮影)。

 2013年1月に行われた総務省「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」の改正や、スマートフォンの普及といった携帯電話の利用形態が変化したことなどを踏まえて、変更するといいます。

 名古屋市交通局によると「混雑時」とは、「お客さまの体同士が触れ合う程度に混雑している状況」とのこと。また先述の指針は2015年8月に改訂され、携帯電話がペースメーカーなど埋め込み型医療機器へ及ぼす影響は非常に低いとされています。

 同様の変更は、JR西日本を含む関西の鉄道会社では2014年7月1日から、JR東日本を含む東北、関東、甲信越の鉄道会社では2015年10月1日から行われています。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. スマートフォンは機内モードじゃダメなのか? ガラケーの時から欲しい機能だった。電波切れるんだから、スマホの普及でってのは話が逆な気がする。

  2. 携帯を優先席で使うのはどう考えてもだめ?
    普通に迷惑してるので、やめて