「元“海水”を乗客に飲ませる航空会社」出現へ 驚愕の新サービスなぜ? 海外航空会社で試験導入

オランダの航空会社、KLM航空は定期便の運航において環境への影響を最小限に抑える実証実験の一環で、型破りな内容を打ち出しました。

ビジネスクラス機内食の事前選択制も

 オランダの航空会社、KLM航空は定期便の運航において環境への影響を最小限に抑える実証実験の一環で、型破りな内容を打ち出しました。それは、乗客の飲料水に「ろ過された海水が入った水」を用いるというものです。

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KLMオランダ航空の旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。

 これはKLMが加入している航空連合「スカイチーム」が毎年開催する「アビエーション・チャレンジ(TAC)」の一環で行われるもので、ろ過された海水が入った水ボトルを提供し、乗客がどのように反応するかをテストするといいます。

 このほか、この取り組みでは、機内で必要な水の量を正確に予測し、不要な重量と関連する排出量の削減に役立つ AI モデルの試験導入、ビジネスクラス機内食の事前選択制の導入、乗客に対し搭乗券の印刷を控えるよう勧告するなどしています。

【写真】席はイイ…これが「KLM航空のビジネスクラス」です

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