自転車で海を渡る聖地「しまなみ海道」、無料措置を2年延長
瀬戸内海を島伝いに渡る「瀬戸内しまなみ海道」で、自転車通行料金の無料措置が延長されます。
本州~四国間合計500円が無料に
本州四国連絡高速道路(JB本四高速)は2016年3月25日(金)、西瀬戸自動車道(「瀬戸内しまなみ海道」)で実施している企画割引「しまなみサイクリングフリー」について、2018年3月31日(土)まで期間を2年延長すると発表しました。
「瀬戸内しまなみ海道」は、広島県尾道市と愛媛県今治市を島伝いに結ぶ道路。最も本州寄りにある新尾道大橋以外の橋には自転車・歩行者専用道が併設されていることから、自転車や徒歩で本州と四国を行き来できるという特徴があります。通行料は、自転車が6カ所の橋で合計500円、歩行者は無料です。
「『サイクリストの聖地』として国内外から高い評価を得ている」(JB本四高速)という「瀬戸内しまなみ海道」で、より多くの人にサイクリングを体感してもらおうと、同社は広島県、愛媛県およびしまなみ海道自転車道利用促進協議会と協力し、自転車の通行料金を無料にする「しまなみサイクリングフリー」を2014年7月から実施してきました。
今回の期間延長は「地元自治体・企業等と協力して、利用を一層促進し、観光振興に寄与するため」で、自転車の利用者は特に手続きすることなく引き続き無料で通行できます。
JB本四高速は「四季が織りなす、それぞれに美しく表情を変える『瀬戸内しまなみ海道』を自転車で満喫してください」としています。
【了】
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