「リタロード」「すすきの」など 全国31の交差点名に観光地名称を採用へ

全国31か所の交差点名が、観光地名称が入ったものに今後、変更されます。

北海道から沖縄県まで全国31か所で実施

 国土交通省は2016年6月10日(金)、新たに北海道から沖縄県まで全国31か所の交差点名を、観光地名称を含めたわかりやすいものに変更すると発表しました。

 観光立国や地方創生に向けた取り組みの一環として、国土交通省は2015年12月から交差点名標識を観光地の名称を入れたものに変える取り組みを推進。すでに全国14か所で、「宗谷岬」や「蔵王温泉入口」といった新しい標識を設置しています。

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2016年3月18日、「鳥取森林管理署」交差点の名称は「鳥取城跡」に変更された(画像出典:国土交通省)。

 そして今後も、31か所において交差点名が変更される予定です。例えば「余市駅前」交差点(北海道余市町)は「余市蒸留所入口」に、「南4西3」および「南4西4」交差点(いずれも札幌市)は「すすきの」に、「赤碕中学校入口」交差点(鳥取県琴浦町)は「鳴り石の浜」にそれぞれ変わります。

 また、現在は名前のない交差点にも、「リタロード」(北海道余市町)や「十字街」(北海道函館市)、「高崎山先」(大分市)などの名称が付けられる予定です。

 名称変更の対象箇所は、国が管理する国道(直轄国道)などの、観光地に隣接または観光地へ通じる道の入口になる交差点です。交差点名の変更に際しては、地域住民や観光関係者、都道府県公安委員会などとも連携して調整されます。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 「余市駅前」が「余市蒸留所入口」って、信号機に設置されているのは観光名所案内板ではなくて地名・地域を表す・示す看板であり、旧表示の方がよっぽども場所を特定しやすいと思える。
    「鳥取森林管理署」も「鳥取城跡」の方がポイントを絞った地点表示ではなかったのだろうか?
    鳥取城跡ってモノはその信号機付近ダケではなくて、もっと広範囲ではないの?