勝手に外すと違反!? クルマの後部ナンバーの「銀キャップ」の正体 なぜ軽自動車には付かない?

普通車の後部ナンバープレートの左上にある、銀色の丸いキャップ。実はこれ、法律で装着が義務付けられた「封印」という重要なパーツです。勝手に外すと罰則がある一方、軽自動車には付いていない意外な理由をわかりやすく解説します。

クルマ後部ナンバーの「銀色のフタ」厳重管理されるワケ

 自動車のナンバープレートをよく見ると、後ろ側のものには左上に銀色のキャップのようなものがついています。

Large 20260224 01

拡大画像

普通自動車の後部ナンバープレート。赤い矢印で指し示しているのが封印(乗りものニュース編集部撮影)。

 これは自家用車に限らず、トラック(軽トラ除く)やバスも同様にあります。一方、軽自動車にはありません。いったい、これは何なのでしょうか。また、なぜ軽自動車にはついていないのでしょうか。

 これは、もちろん飾りではなく「封印」と呼ばれる法律で装着が義務付けられているものです。素材はアルミで、キャップの表面には、東京都なら「東」、神奈川県ならば「神」といったように、登録された管轄地域の刻印がなされています。なお、これを付けずに公道を走った場合は罰則もあります。

 一般ユーザーがこれを外すのは、住所変更などでナンバープレートそのものを取り替えるときです。一般的には運輸支局などでナンバープレート変更の手続きをする際、その敷地内で行うことになります。

 東京都内の運輸支局などへ自分でクルマを持ち込んでナンバープレートを変更する場合、書類の申請ののち、新しい車検証を発行してもらい、古いナンバープレートを取り外して返却し、新しいナンバープレートとともに封印の台座部分(封緘:ふうかん)が渡されます(地域により手順は異なる場合があります)。

 後部ナンバープレート左上のボルトに挟み込むように封緘を取り付けますが、その“蓋”の取り付け、つまり管轄地域の刻印(東京都ならば「東」)が入った封印をするのは、所定の係員です。

 封印は、国が委託した封印受託者のみが行えることになっています。必ずしも運輸支局で行うわけではなく、封印受託者がいるディーラーや整備工場などでも行えるほか、行政書士が封印受託者から再委託を受け、クライアントの車庫に赴いて封印の取り付けを行うこともあります。しかしながら、「ご自分で取り付けてください」とは決してなりません。

 ここまで厳重に管理される「封印」には、どのような意味があるのでしょうか。

【絶対ダメ!】これがナンバープレートに「してはいけないコト」です(写真で見る)

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. なにを今更あらたまって説明する必要があるのでしょうか?

    登録だろうが届け出であろうが、前時代的な代物ですよ。無駄なものです。

    セキュリティが大事とかいっても、昔はありがたがられたハンコさえ省略できる時代なのだから。

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス