原宿駅臨時ホームが常用に 明治神宮口も新設 五輪に向け都内の駅改良へ

JR東日本が、東京オリンピック、パラリンピックの期間中に多くの利用が見込まれる駅の改良計画を発表。原宿駅や千駄ケ谷駅では臨時ホームが常用化されます。

千駄ケ谷駅も臨時ホームを常用化

 JR東日本は2016年6月8日(水)、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の期間中に、多くの利用が見込まれる競技会場周辺の駅や乗り換え駅の改良計画を発表しました。

 国立代々木競技場などが近い原宿駅(東京都渋谷区)では、現在、年始のみに使用している臨時ホームが、山手線外回りの専用ホームになります。駅舎は線路およびホーム上に新設。コンコースや改札口、トイレを拡張して混雑緩和を図るほか、エレベーターが増設されます。さらに明治神宮側には新しい出入口「明治神宮口」も開設。外回り専用ホームは従来の竹下口改札にも通路で接続されます。

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原宿駅の改良計画。外回り専用ホームにもホームドアが設置される予定(画像出典:JR東日本)。

 国立競技場や東京体育館などが近い千駄ケ谷駅(東京都渋谷区)は、現在使用していない臨時ホームが、中央・総武線各駅停車の新宿方面専用ホームになります。改札口は、利用者の動線がスムーズになるよう新宿寄りに移設。ホームドアも新たに整備し、安全性の向上が図られます。

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千駄ケ谷駅の外観イメージ(画像出典:JR東日本)。

信濃町駅(東京都新宿区)でもホームドアの設置などが計画されているほか、有楽町、新橋、浜松町、日暮里、大井町、新木場駅などにおいても、コンコース拡張やエレベーター増設などの改良が行われる見込みです。

【了】

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