カラオケ店を「職場」に シェアオフィス事業でパセラと提携 東急

東急電鉄がシェアオフィス事業において、カラオケ「パセラリゾーツ」と提携。カラオケ店を「執務場所」として利用できるサービスを開始しました。

実は設備が整っているカラオケ店

 東急電鉄は2016年7月13日(水)、同社が運営するシェアオフィス事業において、カラオケ「パセラリゾーツ」と提携すると発表しました。

 今年2016年5月から、東急電鉄はテレワーク(場所や時間にとらわれない柔軟な働き方)を導入する企業を対象に、Wi-Fiなどの執務環境が整った会員制のサテライトシェアオフィス事業「NewWork」を開始。現在、横浜や吉祥寺(東京都武蔵野市)などで4店舗を運営しています。このサービスの会員が、「パセラリゾーツ」11店舗も使えるようになるものです。

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カラオケ「パセラリゾーツ」の利用イメージ。一部店舗ではワンドリンクサービスなどの特典も付くという(写真出典:東急電鉄)。

 池袋本店や大阪天王寺店など、提携店として加わる「パセラリゾーツ」は完全個室で電源、Wi-Fi、PCからの出力が可能な備え付けモニターが用意されているほか、多くが駅周辺に位置しており、「執務環境として柔軟な活用方法が期待できます」(東急電鉄)とのこと。

 また今回、「パセラリゾーツ」のほか札幌や大阪など各地のシェアオフィス12施設とも新たに提携。直営4店舗と提携23店舗・施設のすべてを1枚のライセンスカードで利用可能になったといい、東急電鉄は「時代に適合した執務環境の提供などを通じて、『職』『住』が接近した新しいワークスタイルの実現に取り組んでいきます」としています。

【了】

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