「私鉄最長クラスの複々線」整備検討へ “有料特急専用の線路”を北総線の外側に建設!? 京成が空港アクセス強化

京成電鉄は、成田空港アクセスの更なる強化を図るため、成田スカイアクセスの複々線化の検討に着手します。

成田スカイアクセス線の「複々線化」検討

 京成電鉄は2026年2月13日、成田空港アクセスの更なる強化を図るため、成田スカイアクセスの複々線化の検討に着手すると発表しました。

Large 20260213 01

拡大画像

現行の特急「スカイライナー」用のAE形(画像:京成電鉄)

 同社は、輸送需要が拡大基調にある北総線沿線地域の輸送サービスを確保しながら増加する空港需要に応えるため、成田湯川~成田空港の間の複線化と合わせ、有料特急専用の新線(複々線)を整備し、線路容量を拡大することが必要としています。

 複々線化の検討区間は、新鎌ヶ谷駅~印旛日本医大駅の約20km。新たに整備する外側の線路をスカイライナーと有料特急(押上~成田空港)、内側をアクセス特急や北総線の列車が走行する計画案が示されました。なお、外側の新線の最高速度は160km/hとなる想定です。

 複々線化により、日暮里~空港第2ビルの所要時間が現行の最速36分から30分台前半に、押上~空港第2ビルの所要時間は最速30分台前半から20分台後半に短縮される見込みです。京成電鉄は今後、国や千葉県、成田国際空港(NAA)などと備手法や費用分担などについて、協議や調整を進めるとしています。

 ちなみに、現時点で私鉄最長の複々線区間を持つのは東武スカイツリーラインで、北千住~北越谷の18.9kmと、とうきょうスカイツリー(押上駅)~曳舟間の1.3kmの合計20.2kmが複々線です。

 成田スカイアクセスの複々線化が実現すれば、東武スカイツリーラインに匹敵する私鉄最長クラスの複々線区間となります。

【画像】長い!これが成田スカイアクセス線の「複々線化」イメージです

最新記事

コメント