海を飛ぶ高速船ジェットフォイル、消滅の危機 災害時に有用も

日本各地の離島航路で活躍している高速船のジェットフォイル。しかし今後はもう建造されることなく、その歴史が終わってしまうかもしれません。

離島航路で主力の高速船

「ジェットフォイル」は、ガスタービンで動かすウォータージェット推進機によって、海水を吸い込んで船尾から勢いよく噴射、水中翼で船体を海面上に持ち上げて航行する高速船です。“海を飛ぶ”船と表現されることもあります。

 最高速度が時速45ノット(約83km/h)に達するこの高速船は、離島航路に最適といわれており、国内で20隻が就航。外海の離島航路としては、海が荒い北海道海域を除くと、日本本土と離島を結ぶ主力の高速船といえるでしょう。

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東海汽船「セブンアイランド大漁」。イラストレーターの柳原良平氏がカラーリングを担当(写真提供:東海汽船)。

 ただジェットフォイルは日本で、もう20年間に渡って新造されていません。耐用年数が迫る船も出てきており、代替期に差し掛かっているのですが、すんなりと建造再開に進めないのが現状です。

 有用性が認められながら、どうしてジェットフォイルの新造は止まっているのでしょうか。その事情と、背後にある深刻な問題をレポートします。

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コメント

5件のコメント

  1. ジェットフォイルの消滅危機とその原因を初めて知りました。他では殆ど目にしない報道で、しかも日本の島嶼の維持に極めて重要な問題なんですね。大島の航空便が羽田撤退で調布になっている現状の背景も解った気がします。

  2. 政党交付金や無駄なODAを削ってここにあてれば問題ないでしょう。

    • むしろODA予算でASEAN諸国へ輸出すべきでは?

  3. 島に住む人にとっては緊急時の最速輸送になるから

    病気になっても安心できるのではないのだろか

    観光客には大した事でもないだろけど

  4. 国の総合的な離島交通振興対策として船会社に対する建造費補助をするなり、海上自衛隊のジェットフォイルの艦艇部隊を地方隊に常置させるなり、あるいは輸出品として海外に輸出して毎年まとまった隻数を確保して造船所の稼働率を安定させる。これだけ培ってきた技術と施設を無にするのは惜しいことである。

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