ファミリーマートと改札口を合体 店員が駅員の仕事も担当 近鉄鈴鹿市駅

近鉄鈴鹿市駅で、ファミリーマートと改札口を一体化。コンビニ店員が駅業務の一部を行うようになります。

改札口にファミマスタッフ

 ファミリーマートの店舗スタッフが、駅員の仕事を行うようになります。

 近鉄と、ファミリーマート店舗をフランチャイズ運営する近鉄リテーリングが2015年6月10日(水)に発表したもので、近鉄鈴鹿線の鈴鹿市駅(三重県鈴鹿市)へ7月1日(水)、「ファミリーマート近鉄鈴鹿市駅店」を出店。その店舗スタッフが、駅業務の一部を担うのです。

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ファミリーマートは改札口に隣接し、店舗窓口から駅業務ができる構造になっている(画像出典:近鉄)。

 ファミリーマート店舗スタッフが行う駅業務は、鉄道利用者への案内、自動改札非対応のきっぷを持つ人への改札業務、自動精算機非対応のきっぷを持つ人への精算業務、きっぷを持っていない人への精算業務、ホームやコンコースなどの清掃です。

 営業時間は6時30分から22時30分まで。店舗の営業時間外や朝夕のラッシュ時間帯には駅係員が対応するほか、店舗スタッフで対応ができない場合は、インターホンで白子駅(三重県鈴鹿市)の係員が対応するといいます。

 また鈴鹿市駅に出店されるファミリーマートは、憩いの場として使えるよう通常の店舗よりイートーンスペースが広げられているほか、地域の人々が利用できる掲示スペースなどを用意。近鉄と近鉄リテーリングは「コンビニエンスストアと駅機能を一体化し、お客様に総合的なサービスをご提供することで、地域の皆様から愛される鈴鹿市の“顔”となる店舗を目指してまいります」と述べています。

【了】

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