北海道新幹線と線路を共用する新型機関車導入 JR貨物、3月改正で
JR貨物が来年3月のダイヤ改正について発表。青函トンネルで北海道新幹線と線路設備を共用して走行可能な新型機関車が導入されます。またモーダルシフト対応や列車の速達化なども図られます。
新幹線の電気や保安システムに対応した新型機関車
JR貨物は2015年12月18日(金)、来年2016年3月26日(土)に行うダイヤ改正の内容を発表しました。
この改正ではまず、青函トンネルで北海道新幹線と線路設備を共用して走行可能な新型の電気機関車、EH800形が8両が導入されます。
現在の青函トンネルは鉄道による貨物輸送の大動脈となっており、北海道新幹線の開業後も在来線規格の貨物列車が運行される予定です。
新たに導入されるEH800形は青函トンネルで現在、貨物列車の牽引に使われているEH500形電気機関車「金太郎」をベースに開発されました。使用する電気や保安システムが新幹線と在来線とでは異なるため、EH800形はその両方に対応できる特殊な設計になっています。
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