「赤城」に続き空母「加賀」の撮影も成功 ミッドウェー沖 “戦艦だった”名残も捉える

甲板上の構造物は破壊し尽くされていました。

海底における「赤城」との違いは

Large 20230921 01
旧日本海軍の航空母艦「加賀」(画像:Flickr/public domain)。

 非営利団体「オーシャン・エクスプロレーション・トラスト」が運営する海洋探査チーム「ノーチラス」は2023年9月20日、北太平洋のミッドウェー沖で、海面下5200mに沈む旧日本海軍の航空母艦「加賀」を調査したと発表しました。実施日は9月10日で、同日には付近に沈む旧日本海軍の空母「赤城」と、アメリカ海軍の空母「ヨークタウン」も調査しています。

「ノーチラス」によると、「加賀」は「赤城」以上に損傷が激しかったそう。鋼板には多くの錆が見られたほか、上甲板の構造物の大部分は吹き飛んでおり、発見できなかったといいます。それもそのはず「加賀」は空襲を受けた際に大火災に見舞われ、爆発しながら沈没していったのでした。飛行甲板も大きく破壊されており、上部格納庫も損傷がひどいといいます。

 また、写真では甲板下にある大型砲塔も捉えられています。旧国名に由来する艦名からも分かる通り、「加賀」は当初 戦艦として建造され、砲戦にも参加できるような兵装を備えていたのでした。

「加賀」は太平洋戦争中の1942(昭和17)年6月5日、ミッドウェー海戦においてアメリカ軍航空機の空襲を受け沈没。上述の通り、当初は戦艦として計画されましたが、海軍軍縮条約のもとで空母化改装され、飛行甲板がひな壇式の三段式空母として1927(昭和2)年3月に竣工しました。1938(昭和13)年8月には、大きな飛行甲板を1枚にした一段全通式の空母に改装され、1941(昭和16)年12月には太平洋戦争開戦の契機となった真珠湾攻撃に参加しています。

【了】

【写真】捉えられた「加賀」は無残な姿だった

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  3. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  4. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  5. ウクライナ軍の「1000機の無人機」がモスクワの製油所を襲撃!“タンクが吹き飛ぶ瞬間”を捉えた映像を大統領が公開 今後の影響は?
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号