艦上攻撃機にメカジキ カマス… イギリス海軍 命名法の謎 魚じゃない超強そうな名前も

見事に魚の名前ばかり イギリスの艦上攻撃機

 旧日本海軍の艦上攻撃機の場合は、太平洋戦争前に制式採用された機体は採用された年(これは時期によって和暦と皇紀で異なる)の末尾ひと桁もしくはふた桁から「〇〇式」と呼ばれるのが一般的です。ただ開戦後に制式化された機体は、後に制定された海軍機の命名付与基準に則り、魚雷を運用する攻撃機には「山」を使うというところから、たとえば「天山」と名付けられています。

 一方、アメリカ海軍の艦上攻撃機の場合、アルファベットと数字からなる制式番号、いわゆる「型式」が付与され、それに加えて「デヴァステイター」や「アヴェンジャー」などの愛称が付けられました。

 それらに対し、イギリス海軍では第2次世界大戦前夜から、雷撃能力を備える艦上攻撃機には、魚の名称を与えるようになりました。

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イギリス海軍の艦上攻撃機、フェアリー「バラクーダ」(画像:イギリス帝国戦争博物館/IWM)。

 フェアリー社が開発した艦上攻撃機には「ソードフィッシュ」や「アルバコア」、「バラクーダ」といった名称がつけられましたが、これらはそれぞれ「メカジキ」「ビンナガマグロ」「カマス」といった魚種の英名です。

 さらに、第2次世界大戦が終結したため試作のみで終わった同社の「スピアフィッシュ」も魚の「マカジキ」の英名であり、いずれも外洋性の回遊魚の名前が与えられています。また、アメリカから輸入したグラマン製のTBF/TBM艦上攻撃機にも、アメリカが付けた名称「アヴェンジャー」とは別に、イギリス海軍は独自に「ターポン」という愛称を付与しました。ちなみに「ターポン」とは「タイセイヨウイセゴイ」の英名です。

【写真】魚名よりも強そう!「ワイヴァーン」の名を持つ艦上機

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コメント

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1件のコメント

  1. 海上自衛隊初期の護衛艦 
    くす、なら、かし、もみ、すぎ、まつ、にれ、かや、うめ、さくら、きり、つげ、かえで、ぶな、けやき、とち、しい、まき 

    強そうですね。さすが何かを放棄しただけのことはある。