新東名いつ全線開通? 新御殿場ICも開通 残る2区間の進捗

もう1区間は?

 県境区間の開通はさらに先です。

●秦野IC~新御殿場IC(26km)

 東名の北側、神奈川・静岡県にまたがる山岳区間を貫く秦野IC~新御殿場IC間は2023年度に開通する予定です。途中には山北スマートICと、スマートICを併設した小山PAも整備されます。

 2019年8月の時点で、のり面崩落にともなう工事用進入路のルートや構造の見直し、想定以上の断層破砕帯が確認されたことによる橋の構造形式変更などを余儀なくされ、開通時期が3年延期されていました。現在は工事に100%着手しています。

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秦野IC~新御殿場IC間で建設中の中島高架橋(画像:NEXCO中日本)。

※ ※ ※

 新東名の神奈川区間(海老名南JCT~御殿場JCT)が開通すれば、線形が悪く事故も多い東名の大井松田IC~御殿場IC間がダブルルートとなり、利便性だけでなく安全性も向上すると期待されています。

 ちなみに、新東名は法定路線名が「第二東海自動車道横浜名古屋線」といいますが、圏央道に接続する海老名南JCTから横浜方面は未だ構想段階であり、事業化されていません。

【了】

【地図】新東名の開通予定

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コメント

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3件のコメント

  1. 既存の東名は断層破砕帯の問題はないのだろうか。 

    #神縄松田断層

  2. 暫定4車線と言うが、トンネルや橋梁が2車線で作られているのは、完成4車線ではないのか?
    どんな土木建築物でもやろうと思えば増築できるのを暫定と言い張るのはどうかと思う。

    • 計画が6車線な以上構造物が対応してなくても暫定は暫定です。
      構造物が6車線対応なのはあくまで対応工事済みというだけです。