りんかい線「新型車両」入れます!約30年ぶりの新形式でイメージ一新へ 東京臨海高速鉄道に聞いた

新型車両のベースになった車両は?既存車両はどうなる?

 さらに東京臨海高速鉄道に詳細をたずねたところ、以下の回答でした。

――新型車両の製造会社を教えてください。

 8編成すべてを総合車両製作所(J-TREC)で製造します。

――新型車両のベースになった車両を教えてください。

 J-TRECが製造している車両ブランド「sustina」の「S24シリーズ」(20m・4扉車)がベースとなっています。ちなみに、71-000形に一番近い車体は、相模鉄道の12000系です。
 
――新型車両を総合車両製作所の「sustina」に決めた理由を教えてください。
 
 衝撃時の安全性や、車体の凹凸を無くした高い美観性から「sustina S24シリーズ」を採用しました。

――新型車両の編成の構成(電動車や付随車の位置など)はどうなるのでしょうか?

 電動車や付随車などの構成は、70-000形の配置を受け継いでいます。
 
――新型車両でこだわったポイントを教えてください。

 おおらかで広がりのある前面形状や、車体腰部から上部にかけて配置した大型のカラー帯などで、りんかい線らしさを追求しました。

――既存の70-000形の今後について教えてください。

 他事業者への譲渡も含めたリユースの方法を検討しています。ただ、現在のところは発表できる詳細情報はありません。

【了】

【画像】これが新型車両「71-000形」の外観イメージです

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