アメリカ宇宙軍創設、実際のところは? そのお仕事の中身と実現の可能性

【写真】米宇宙進出の金字塔、月面に立てられた星条旗

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人類初の月面到達を果たしたアポロ11号のクルーにより、月面に初めて立てられた星条旗。旗の上部に支持棒を通し、はためくように見せている(画像:NASA)。

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Writer: 稲葉義泰(軍事ライター)

軍事ライター。現代兵器動向のほか、軍事・安全保障に関連する国内法・国際法研究も行う。修士号(国際法)を取得し、現在は博士課程に在籍中。小学生の頃は「鉄道好き」、特に「ブルートレイン好き」であったが、その後兵器の魅力にひかれて現在にいたる。著書に『ここまでできる自衛隊 国際法・憲法・自衛隊法ではこうなっている』(秀和システム)など。

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コメント

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1件のコメント

  1. アメリカ軍のシステムを考えればフォースユーザに当たる統合軍の機能別で戦略軍が今でも宇宙系の仕事をしている。
    ここに書いているのはフォースプロバイダーの話で実は空軍の宇宙コマンドだけではなく陸軍宇宙・ミサイル防衛コマンドや陸軍部隊戦略コマンド、海兵隊戦略コマンド、海軍艦隊総軍(戦略潜水艦)、空軍地球規模攻撃軍団があって、お仕事をするユーザーが必要とする戦力をプロバイダーが準備、訓練をすると分けられている。
    その辺を理解してないとぐちゃぐちゃな話になるし、宇宙軍が独立して各軍から取り上げると、訓練/準備が分かれてぐちゃぐちゃになるだろうな。
    マティス国防長官が懸念しているのはそういう点に関して懸念してるのだろう。
    戦略原潜の乗組員を海軍と宇宙軍が教育するのは二度手間という話になる。