東海道新幹線「A席vsE席」車窓対決 軍配はどっちに? 富士山・海だけじゃない見どころ

A席側には、乗客に問いかける謎看板

 新幹線から目立つよう、家々がカラフルなデザインに統一された湘南日向岡住宅が見えるのもE席側です。自然、看板、建築と、バラエティ豊かな車窓風景が集まっているのです。

 多彩さでは分が悪いA席側ですが、野立て看板のおもしろさでは、こちらに軍配が上がります。前述のセブンツーセブンやきぬた歯科はこちら側にもあり、さらに「私は誰でしょう?」と乗客に問いかける、謎すぎる看板が1基だけあるのです。

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QRコード記載のユニークな看板が登場。望遠レンズで撮影すると、ちゃんと読み取れる(2020年1月、栗原 景撮影)。

 よく見ると、看板の右上に「答えはココ」とQRコードが付いていますが、260km/h前後で走る新幹線の車内からは読み取れるはずもありません。逆に「車内からは絶対に読み取れないだろう」という意思を感じます。謎の看板の正体は、「プチプチ」として知られる気泡緩衝材メーカーである川上産業の広告。2001(平成13)年から、伝わりにくいユニークな看板を出しており、現在の看板は、イラストレーターのつぼいひろきさんとコラボした4代目です。

 727、きぬた歯科、そしてプチプチと、A席側には沿線屈指のユニーク看板がそろっています。

判定:E席側がやや優勢

【写真】新幹線から見えた「トトロ」

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コメント

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1件のコメント

  1. しょっぱなから海山逆だし、、、
    アップ前にチェックしないんですかねぇ。