東武「SL大樹」に「展望車」2両導入へ JR四国の12系客車を改造 11月デビュー

車両形式は「オハテ12-1」「オハテ12-2」となります。

昭和30年代の客車をイメージ

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東武鉄道の観光列車「SL大樹」(画像:東武鉄道)。

 東武鉄道は2021年9月24日(金)、鬼怒川線で運行される「SL大樹」と日光線で運行される「SL大樹ふたら」の新たな客車として、12系客車をリニューアルした「展望車」2両を、11月に順次導入すると発表しました。

 導入される車両は、JR四国で運用され、2016年に譲渡された「オロ12」の2両で、展望車への改造をされたあとは「オハテ12-1」「オハテ12-2」となります。リニューアル後のデザインは昭和30年代のSL客車をイメージしたもので、窓が開けられる構造になっているほか、展望デッキも装備されています。座席はボックスシート64席で、客車編成の3両のうち中間車両に導入されます。塗色は車両ごとにぶどう色、青色に塗り分けられます。

 デビュー日はぶどう色のオハテ12-1が11月4日(木)、青色のオハテ12-2が同13日(土)です。なお、一般列車に先行して10月17日(日)および30日(土)に、お披露目運転として新導入の2両が連結された、ツアー専用の臨時列車が運行される予定です。このツアー商品は東武トップツアーズから販売されます。

【了】

【展望デッキ付き「新型客車」のイメージを見る】

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