「新名神の側道」で4車線化へ 国道24号「寺田拡幅」新ルート切り替え 渋滞緩和図る

国道24号が"クランク状"になっている区間です。

大久保バイパス南端からさらに4車線化めざす

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渋滞が多発する城陽市の国道24号・消防本部前交差点(画像:国土交通省)。

 国土交通省 京都国道事務所は2022年5月31日(火)、京都府城陽市の国道24号の城陽JCT付近から消防本部前交差点までの区間で、南側の新ルートへ切り替えを行うと発表しました。切り替えは6月17日(金)22時からです。

 ここは、国道24号が大久保バイパスから旧道へスイッチするため、東西方向に進路が変わる区間。現ルートの南側では新名神高速道路の建設が進んでおり、国道24号はその側道として左右に2車線道路を整備する「寺田拡幅」の事業が行われています。

 この区間では朝夕を中心に渋滞多発地点となっており、7時台のピークには京都方面で大畔(おむろ)交差点を中心に渋滞が1.1kmにも及びます。そのため、2013(平成25)年に事業化し、工事が進められてきました。

 今回は新名神南側の2車線が完成。将来は京都方面の車線となる部分です。残る北側は、現道の敷地も活用して整備工事が進められていきます。完成すれば、大久保バイパスの4車線道路がさらに奈良方面へ約2.1km延伸する形になります。

【了】

【工事が進む「寺田拡幅」のルートと詳細】

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