"次のバス停"教えて! 最近のバス「車内表示器」への不満が話題に 高機能すぎて?「ほんと困る」

バス車内の案内ディスプレイが高機能なのに不便すぎる……そんな体験を描いた漫画がSNS上で話題となっています。

最近のバスの車内表示器

 バス車内の案内ディスプレイが高機能なのに不便すぎる……そんな体験を描いた漫画がSNS上で話題となっています。

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路線バスのイメージ

 作者は羽鳥写真館@hatolier_cameraさん。「最近のバスが『次のバス停』を教えてくれない話」と題したものです。

 コメントでも「わかる」「わかりすぎる」「本当これ困る」など共感する声が多数上がり、「いいね」も2000以上付いている状況です。いったいどういうことなのでしょうか。

 路線バスは一般的に、車内の一番前の部分、フロントガラス上部などに表示器が設置され、次のバス停や運賃表が示されています。この表示器、かつてはオレンジ色のLEDで文字が表示され、さらに昔はビニール幕が回転して表示を切り替えていました。しかし現在では、「液晶ディスプレイ」で全情報を表示するのが一般的になっています。

 この「液晶ディスプレイの表示器」はLEDランプと違ってドットによる表現が自由なため、次のバス停や運賃だけでなく、様々な情報が表示できるようになりました。次のバス停の「乗り換え路線」の情報や「次止まります」という案内、広告など多様な表示が切り替わっていく形になっています。

 しかしこれが逆に不便なこともあります。それが今回の漫画で作者が訴えたかったことで、うっかり車内アナウンスを聞き逃してしまった場合に、前にある表示器を見ても「次のバス停」の表示が出ていないことが多々あるという点。ローテーションで「急停車にご注意ください」や「一日乗車券を発売中です」「車内には優先座席があります」などが延々と切り替わり、なかなか次のバス停がどこなのか把握できないことも。そのうちもう次のバスに着いてしまい、下りたかったバス停を過ぎてしまう危険性もあって焦ってしまいます。

 コメントでは「次のバス停だけは常に画面上部に表示させていてほしい」「電車でもこういうことあるよね」「外国語の案内が表示され続けて、肝心の日本語がなかなか出ないのも困る」などの声が。なおバス会社や表示器メーカーによっては「2画面を採用する」「次のバス停は常に表示」など対策済みのところもあるようです。

【了】

【マンガ】「マジで何とかして」最近のバスここが困る!? マンガ本編はこちら

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コメント

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4件のコメント

  1. もう何度目だろう、この人のイラストが紹介されるの。そろそろ飽きたよ・・・他にもあるあるネタ書いてる人いるんじゃないの?

  2. 最後の段落「2画面を採用する」は、それはそれで対策したとは言えない表示内容の場合が多い気がする。

  3. ていうか、何で京都市営バスをイメージに使ってんだよ
    もし当該バス事業者ならこうやってソフトに表現するのが効果絶大だけど、無関係ならただの風評被害だぞ

  4. それならバスに乗らなければ良いだけ。
    タクシーの方がバスより利便性高い。
    もし大半の人がバスに乗らずタクシーに乗ればバス会社も気づいて改善するはず。