鉄道会社名 時代と共に薄く

北海道新幹線開業に伴い誕生する第三セクター鉄道で、会社名の公募が始まります。そこでそうした第三セクター鉄道の会社名についてさかのぼってみると、あることが見えてきました。

新・第三セクター鉄道の会社名公募開始

 2015年度末に北海道新幹線(新青森~新函館北斗)が開業すると、並行在来線である江差線(五稜郭~木古内)がJR北海道から分離され、第三セクター鉄道として再出発します。ちなみに「第三セクター鉄道」とは、簡単に言えば国や地方公共団体と民間の共同出資で運営される鉄道のことです。

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新会社名公募チラシ(一部)。沿線の名所として五稜郭、トラピスト修道院、サラキ岬チューリップ公園が挙げられている。

 この新しい第三セクター鉄道会社の名前が、2014年10月1日(水)から募集されます。期間は同年11月23日(日)まで。応募資格は特になく、最優秀賞(1名)に賞金5万円と副賞、優秀賞(4名)に3000円相当の特産品が贈られます。詳しくは、北海道道南地域並行在来線準備株式会社のウェブサイトをご覧ください。

北海道道南地域並行在来線準備株式会社
http://www.hd-r.jp/

 この募集では、会社名に文字数制限はないとのこと。ただし「皆さまに末永く親しんでもらえるような名称を選考したい」としています。また応募する会社名について、なぜその名前なのか理由が必要としています。

 どんな会社名が選ばれるのでしょうか。そこでこのように元国鉄やJR、私鉄の路線を引き継いで新しく誕生している第三セクター鉄道会社の名前を分析したところ、ある傾向が見えてきました。

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