列車を運休しての一斉除雪 上越線に続き米坂線でも

多くの積雪に見舞われているJR東日本新潟支社管内で、上越線に続き米坂線でも、列車を一時的にストップさせての一斉除雪が行われることになりました。米坂線ではかつて、雪崩による悲劇も起きています。

かつては雪崩による悲劇もあった米坂線で

 2015年1月13日(火)、JR東日本新潟支社は1月16日(金)に米坂線で列車を区間運休させ、一斉除雪作業を実施するとを発表しました。

3月でも雪深い山間部を行く米坂線(2008年3月、恵 知仁撮影)。

 米坂線は内陸にある山形県米沢市の米沢と、日本海側の新潟県村上市を結ぶ全長90.7kmの路線です。豪雪地帯を走り、気象庁のデータによると1月14日16時現在、沿線の小国では150cmの積雪を記録しています。

 この米坂線では1940(昭和15)年3月5日、小国駅付近で雪崩のため橋梁が崩壊。運悪くその直後に列車がやってきて川に転落するという悲劇が起きたことがあります。

 またJR東日本新潟支社では1月14日(木)、同様に上越線の越後湯沢~六日町間で列車を一時的に全面ストップし、一斉除雪作業を実施しています。

 米坂線の一斉除雪で区間運休する列車は上下1本ずつです。

 下りは米沢駅12時16分発の坂町行き普通列車について、そのうちの今泉~小国間35.3kmが運休。運休区間には直行形、各停形の代行バスが1便ずつ走行します。また小国駅から先、坂町駅までは直行形代行バスと接続する形で列車が運転されますが、通常の時刻とは異なり、終点の坂町駅で14時44分発の羽越本線村上行きには接続しません。

 上りは坂町駅発13時34分の米沢行き普通列車のうち、同じく小国~今泉間が運休。小国駅からは今泉駅行きの直行形代行バスと、米沢駅行きの各停形代行バスが運転されます。今泉~米沢間は通常の時刻通り列車が走りますが、代行バスとは接続しません。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

この記事の写真一覧

  • 20150114_josetsu

関連記事

最新記事

コメント