小手指停車後、小手指通過 西武池袋線100周年記念列車

4月12日に西武池袋線を走った開業100周年記念列車。その車内では「まぎらわしい小手指駅」など、乗客を楽しませる様々なトリビアが披露されました。

100年前の名前です

 2015年4月12日(日)、所沢を発車した飯能行きの西武池袋線列車内で、こんな停車駅案内が流れました。

「次は、開業当時は小手指」

 小手指は、所沢から飯能へ向かって次の次の駅です。しかし列車は所沢の次の駅、西所沢へ停車。ドアが開きました。

 実は現在の西所沢駅は1915(大正4)年、「小手指」として開業したのち、名前を「西所沢」へ改めています。現在の小手指駅が設けられたのは、その後の1970(昭和45)年。よって列車が西所沢駅へ停車するにあたり、「次は、開業当時は小手指」と放送されたわけです。

 しかし、なぜそんな車内放送が流れたのでしょうか。この放送があったのは、2015年4月15日(水)に西武池袋線の前身、武蔵野鉄道の池袋~飯能間が開業100周年を迎えるのを記念し、12日(日)に運転された「西武鉄道池袋線開業100周年記念ヘッドマーク付き臨時電車」の車内。そのため100年前、開業当時の名前で西所沢駅が車内放送に登場したわけです。

池袋駅で行われた記念列車の出発式(2015年4月12日、恵 知仁撮影)

 この部分の車内放送について、以下に全文を記載します。

「次に停車する西所沢駅、1915年の開業当時は小手指駅として開業しました。その年の9月1日に西所沢に改称しているので、開業日から4ヶ月とちょっとは、西所沢なのに小手指を名乗っていたことになります。次は、開業当時は小手指…………だった西所沢。まぎらわしいですね」

 ちなみに列車が「開業当時は小手指」の西所沢駅を発車したのち、「次に通過する駅は、いま現在の小手指です」という車内放送がありました。

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