日立市に不思議な木 信号機が妖怪化

茨城県日立市にある木と信号機が、まるで「妖怪」「モビルスーツ」のようだと話題になっています。ただこの気になる木、近々見られなくなるかもしれません。

信号機と街路樹が重なって

「妖怪?」「『ガンダム』のモビルスーツ?」

 こんな表現をされるものがいま、Twitterなどネット上で話題になっています。

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茨城県日立市の幸町1丁目付近にある、まるで妖怪のような信号機(謎学研究家、三神たけるさん撮影)。

 そう呼ばれているのは、実は道路の信号機。それ自体は普通の信号機なのですが、木と重なり合って、なんとも奇妙な状態になっているのです。

 この妖怪のような信号機は、総合電機メーカー・日立製作所の創業地である茨城県日立市にあります。

「年に一度、春先から夏にかけて剪定しているのですが、成長が早く、こうなりました」(日立警察署交通課、武藤さん)

 この木は市が管理する街路樹で、昔は小さかったものの、グングン大きくなっているそうです。もちろん、信号の視認性に問題のないことが確認されているからこそ、この状態になっているとのこと。ただ先述の通り年に一度、剪定が行われており、この妖怪のような木についても近々、剪定する予定といいます。

 ちなみに、もうすぐその姿が変わるかもしれないこの木、何の木かというと、クスノキだそうです。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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