JAL新機内食、実食レポート 飯島奈美さんプロデュース

メインディッシュ、そのごはんとの相性が

 メインディッシュの和食は「こくうま肉じゃが」。隠し味にオイスターソースを使っているほか、機内食ではなかなか無いという大きなジャガイモ、人参が特徴です。食べてみると、しっかりしたカタマリ感がありつつ、煮崩れがなくホクホク、やわらか。そして一緒に提供される枝豆ごはんがまた、その味を引き立てます。枝豆の風味も良く、日本酒が欲しくなります。

 メインディッシュの洋食は「なつかしロールキャベツ」。チキンスープでじっくり煮込んだというロールキャベツ、口に入れると旨味がしみ出してきます。一緒に提供されるさっぱりしたトマトライスとの相性は、言うまでもないでしょう。ワインかビールが欲しくなります。

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飯島奈美さんがプロデュースしたJAL国際線の新機内食。写真は和食「こくうま肉じゃが」(2015年8月20日、恵 知仁撮影)。

 今回登場する飯島奈美さんプロデュースの機内食は、「ほっとする、やさしい味を、機内でも」が開発コンセプトとのこと。確かに、食べるのに疲れてしまわない内容と味で、長距離移動中の乗客に優しそうという印象でした。個人的には、左党に優しいのもポイントの高いところです。

 また機内食と合わせて、JAL国際線ファーストクラス・ビジネスクラスで9月1日から11月30日まで提供される日本酒も試飲することができました。

 銘柄は、ファーストクラスが「磯自慢 中取り純米大吟醸 アメジスト」(静岡県)と「獺祭 磨き二割三分 純米大吟醸」(山口県)。ビジネスクラスが「東洋美人 純米大吟醸」(山口県)と「梵 純米大吟醸」(福井県)。

 その味は、さすがファースト&ビジネスクラス、でした。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

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2件のコメント

  1. 飯島のプロジュースの機内食見ただけで美味しさ幻滅、一切手をつけませんでした。
    ロンドンー東京便の方が数倍いいです。年にここ数十年間年に3-4回利用しておりますが今までで最低です。
    彼女に支払う金額でもっと良い内容出来る筈です。私の家族、友人も同意権です。
    私はJALが大好きなので今後も利用しますが彼女の企画が読くのでしたら自分で食事用意します。
    友人達は谷変更するとの事です、機内食は楽しみの一つでもあります。もっと企画を考えてください。見た目も大事です

  2. 誤字脱字が多すぎ。意見する前に誤字脱字を直せ。