女子がグッとくる駐車のバックの仕草、消滅の危機へ すべてはバックモニターの功罪!

女子も女子で策略が…! いま明かされるあの仕草の真実

 ちなみに、この「必然性を装って距離をつめる」という方法、女子側で言いますと、「シートベルト作戦」というものがありました。

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「シートベルト作戦」の1例。写真はイメージであり、中年男性が実行してもまるで意味はないので留意されたい(2018年4月27日、恵 知仁撮影)。

 これはですね、家まで送ってもらいました、クルマ停まりました、サイドブレーキ入れながら「じゃあね」と言われてしまいました、でもこのまま降りたくない、さあ、どうする!? というその時、「あれ? あれ? シートベルトが外れない」と、ゴソゴソして見せるというものです。「これ、カチャッて赤いところを押せばいいんだよね?」とかなんとか言いながら、両手でバックルを触るのです。この時、ポイントは、身体を運転席側に半身ひねること。そして、ちょっとかがみ込むこと。「え、どれどれ?」なんて、手が伸びてくればしめたものです。そのタイミングで、顔を上げる。絶妙な顔の角度と距離の近さで不意打ちを食らわせ、相手の心拍数とアドレナリンをガツンと上げるという、非常に破壊力がある技なのです。

 なお、熟練者になると、到着間近になったらバックルをシートにグイッとめり込ませる、などという小技も使っていました。これも、若者の「ドライブデート」や「送ってあげる」文化がなくなりつつあるいま、恐らく廃れてしまっているのでしょう。残念。あ、ご同輩のみなさま、いまさらばらしてごめんなさい。元男子のみなさま、「あれはそういう意味だったのか!」と、今夜は枕を叩いて寝てください。

 そうは言いつつ、「バックモニター」のような技術進歩の恩恵を一度享受してしまうと、もはや後退は望めません。願わくは、「バックモニターでグッとくる仕草」が出現してくれないかな、などと夢想したりしてしまうのです。

【了】

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コメント

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5件のコメント

  1. セクハラっぽくね?

  2. らしくない記事。くどいしつまらない。

  3. 意味のない記事

  4. 未だもって解らんのが、バックするときにシートに手を添えるやつ。
    つまりこの記事の(4)
    モニターが無かった時代から、自分の車ならバックミラーだけで十分。

  5. 助手席に手をかけるパターンは、後方視界の良くない車しか乗ってなかったし、体が硬いのできつくて、やらず仕舞い。