「QR通行券」広がるか? NEXCO東、横横道で試験導入 道路公団以来の通行券を簡素化

コストが結構かかっていた紙の通行券

――なぜ導入するのでしょうか?

 紙や機器のコストダウンを主眼としています。現在は、料金所名と磁気ストライプを印刷した通行券をあらかじめ用意しておき、これにその都度、発券機で日付などの情報を印字していますが、QRコード通行券であれば、感熱紙に全ての情報をその場で印刷できるのです。専用の券や機器を必要とせず、より汎用性のあるシステムに置き換えることができます。

 今回の試行を通して、新たに導入する機器の操作性や耐久性を検証するとともに、運用上の課題を洗い出し、それを踏まえて今後の導入を検討していきます。

※ ※ ※

 横横道の出口側一般レーンは現在、すべて有人窓口での対応となっていますが、NEXCO東日本の他路線では、一部の出口で無人の料金精算機も導入されています。今後、この精算機もQRコードに対応させることも考えられるそうです。

【了】

この記事の画像をもっと見る(2枚)

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。