「機内食車」用意! ANA、京急電車にCA乗せ機内食提供「ANA×KEIKYU 空の旅号」走る!

ANAと京急が、ウィーン線の新規開設を記念して、大師線で貸切りイベント列車を運転。客室乗務員が車内で国際線の機内食を提供しました。車内では客室乗務員による「航空教室」、ANAフィルハーモニー管弦楽団の演奏も行われています。

ANAの羽田~ウィーン線開設を記念

京急電車の車内で機内食、CAの教室、管弦楽団。貸切りイベント列車「ANA×KEIKYU 空の旅号」(30秒)。

 ANA(全日空)と京急電鉄が2019年3月23日(土)、川崎市内を走る京急大師線で貸切りイベント列車「ANA×KEIKYU 空の旅号」を運転しました。

 2月17日(日)、ANAは東京(羽田)とオーストリアのウィーンを結ぶ路線を新規開設。これを記念したキャンペーンを京急とのコラボレーションで行っており、その一環として運転されたものです。30組60名が当選しました。

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1000形電車を使い、京急大師線で運転された「ANA×KEIKYU 空の旅号」(2019年3月23日、伊藤真悟撮影)。

 列車は、4両のうち2両が「機内食車」。ANAが実際に羽田~ウィーン線で提供している機内食(ビジネスクラス)の一部が、京急電車のなかで参加者たちに提供されました。

 この「機内食車」は、「航空教室車」としても使用。「CA同士の打ち合わせから機内で搭乗客を迎えるまで」や「機内で急病人や非常事態が発生した場合の訓練」など、ANAの客室乗務員による「航空教室」も行われています。

 また4両のうち1両は「管弦楽団車」で、ANAフィルハーモニー管弦楽団が乗車。『ジプシー男爵入場行進曲』や『美しく青きドナウ』といった曲が演奏されました。なお、残りの1両はスタッフ用の車両です。

 この「ANA×KEIKYU 空の旅号」は、大師線の京急川崎~小島新田間を、1時間半かけて2往復(途中、京急川崎駅に30分停車)。ちなみに、乗車にあたって参加者へ渡されたのは、「乗車券」ではなく「搭乗券」。そこで指定された号車へ、参加者たちは“搭乗”しています。

【了】

【写真】京急電車の中でCAが提供した機内食

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