行先表示は「特急 新宿」 相鉄20年ぶり26番目の新駅「羽沢横浜国大」で発車式

相鉄・JR直通線の開業が目前に控えるなか、2社の線路が接続する新駅・羽沢横浜国大で、同路線の発車式が行われました。駅長の合図で招待客らを乗せた12000系電車が発車。行先表示は「特急 新宿」でした。

「JRとしっかり手を携え」直通へ

 2019年11月30日(土)、相鉄本線の西谷駅(横浜市保土ケ谷区)から新駅の羽沢横浜国大駅(同・神奈川区)までを結ぶ新線が開業し、JR新宿方面への直通運転が始まります。

 これに先駆け25日(月)、相模鉄道(相鉄)とJR東日本の線路が接続する羽沢横浜国大駅で発車式が行われました。

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羽沢横浜国大駅で発車合図を出す駅長(西谷管区長)(2019年11月25日、大藤碩哉撮影)。

 駅コンコースで開催されたセレモニーでは、相鉄の千原広司社長が出席。「月末の開業に向け本日、発車式を開催できたことは、地域の皆様、ご関係の皆様のお力添えのおかげです。当駅は20年ぶり26番目の新駅であり、駅名には地元の町名と、地域のシンボルである横浜国立大学を取り入れました。直通のメリットを十二分に感じていただき、沿線に来ていただければありがたいです。JRとしっかり手を携えてまいります」と挨拶しました。

 国土交通省の赤羽一嘉大臣は「当駅は既存のストックを有効活用した、神奈川県央と東京の都心を直接結ぶ画期的なプロジェクトのひとつです。関係の皆様に深く敬意を表します。その先の東急直通線も着実に取り組み、さらなる利便性向上とにぎわいの創出に向け、省としても都市鉄道ネットワークの構築に向け尽力します」と話しました。

【写真】相鉄車の「特急 新宿」行き

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