Su-25 なぜ世界中で売れまくり? A-10の穴を埋めるソ連製攻撃機 安い 強い 扱いやすい

実戦で証明済の性能求めハイジャックも

 1991(平成3)年のソ連崩壊後、Su-25は紛争当事国であろうが何であろうが世界中に中古として売却されました。極端な例では1機1600万円で購入された事例さえあります。Su-25はアジア、ヨーロッパ、アフリカ、中東、南米、世界中の戦争において「常連」となっており、実戦経験の豊富さにおいてはA-10を凌駕しています。そして経験の豊富さは「実戦で証明された性能」として、Su-25の評価をさらに高めています。

 Su-25を手に入れるためには手段を選ばない、といったケースさえ珍しくなく、特に無茶した事例が旧ソ連構成国だったアゼルバイジャンです。アゼルバイジャン独立直後、国内にはロシア空軍Su-25が駐留していました。アゼルバイジャンはそれを良いことに、「ハイジャック」して奪ってしまいます。隣国アルメニアとの民族戦争にSu-25が必要だったためです。

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アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージアの位置関係(国土地理院の地図などを加工)。

 もちろんロシアはアゼルバイジャンの強奪に激怒、残ったSu-25を即座に国内へ撤退させることを決めました。最後のロシア空軍Su-25がアゼルバイジャンを離陸した直後、搭載ロケット弾全弾を飛行場に向けて発射、格納庫や滑走路を破壊しそのまま引き上げています。なんともロシアらしい「お礼参り」でした。

【写真】大量の兵装をモリモリぶら下げたSu-25の主翼下

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